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2003年08月05日(火) 00時00分

密輸薬物 錠剤タイプが増加朝日新聞・

 県警薬物対策課は1日、03年上半期の県内の薬物事犯情勢を発表した。件数、押収量とも前年を上回るペースで急増しており、錠剤タイプの合成麻薬MDMAの大量密輸事件が目立っている。未成年や女性の摘発ケースも増えているという。

 同課のまとめでは、摘発件数は638件(前年同期比156件増)で、摘発人数は424人(同98人増)、MDMA以外の押収量は403キロ(同354キロ増)だった。

 種類別の押収量は、事件数の約8割の542件を摘発した覚せい剤が65キロ(同64キロ増)、乾燥大麻は193キロ(同159キロ増)、大麻樹脂が142キロ(同132キロ増)、MDMAが23万4千錠(同15万6400錠増)だった。

 摘発された容疑者のうち未成年が15人で前年同期を4人上回り、女性も21人増の80人に上った。最年少は東総地域の中学2年男子生徒(14)で、5月に覚せい剤の使用容疑で逮捕された。覚せい剤は中国が、大麻やMDMAは東南アジアや欧州が主な密輸元だという。

 中でもMDMAは錠剤で扱いやすく、近年流通量が激増。スーツケースに隠して密輸する手法が大半だという。男女2人組が、過去最高の6万錠をフランスから密輸して逮捕されるなど、成田空港で大量に押収しているが、県警は今後、密売ルートの捜査に力を入れていくという。

(8/5)

http://mytown.asahi.com/chiba/news02.asp?kiji=3300