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2003年08月05日(火) 11時37分

暴力団系ヤミ金融統括経営者を指名手配 出資法違反容疑朝日新聞

 暴力団組員らによるヤミ金融事件で、警視庁と広島県警などは5日、指定暴力団山口組系五菱会系のヤミ金融業者の統括経営者梶山進容疑者(53)を出資法違反(高金利)容疑で指名手配し、同会系の貸金業経営で住所不定松崎敏和容疑者(34)を同法違反の疑いで逮捕した、と発表した。5日午前、東京都渋谷区にある五菱会東京事務所などを家宅捜索した。

 五菱会の傘下には最大約1000店にのぼる貸金業者があり、梶山容疑者が全体を統括し、松崎容疑者は中間幹部だったとみられる。警視庁はピラミッド型とされる組織の全容解明を進めるとともに、ヤミ金融業者の多額の収益が暴力団の活動資金になったとみて調べる。

 警視庁生活経済課の調べでは、2人は貸金業者の田中章彦被告(38)=出資法違反の罪で起訴=らと共謀、昨年4月から12月にかけ、金を貸し付けた札幌市内の主婦(47)ら6人から、法定金利の約49倍に当たる125万円の利息を受け取った疑い。

 これまでの調べで、五菱会系のヤミ金融組織は「センター」と呼ばれる中間組織が末端の貸金業者を10〜30店ずつ統括し、そのセンターを松崎容疑者ら「社長」と呼ばれる者らがまとめるピラミッド型の構造とみられることが判明。梶山容疑者は「会長」と呼ばれ、組織の頂点にいることも分かった。

 傘下の貸金業者は、最盛期の昨年ごろに都内を中心に約1000店あり、摘発が進んだ現在も数百店が営業しているという。

 複数あったセンターの一つ「TO」では傘下ののべ25店がそれぞれ年間約3億円を売り上げ、その7割程度がセンターに渡っていた。警視庁は最盛期には組織全体で年間1500億円以上が各店から上部組織に流れていたとみている。(08/05 11:36)

http://www.asahi.com/national/update/0805/020.html