2003年08月05日(火) 10時09分

［セキュリティ］コンピュータウイルス新種速報＜8月4日発表＞（ＢＣＮ）

【シマンテック】

◆「Backdoor.IRC.Cirebot」（危険度＝2、米国時間8月2日発見）・・・「RPC インターフェイスのバッファ オーバーランによりコードが実行される脆弱性」（MS03-026)を利用し、脆弱なシステムにバックドアトロイの木馬をインストールする脅威。バックドアコンポーネント、および脆弱なシステムにバックドアをインストールするハッキングツールコンポーネントで構成されている。被害状況：低、ダメージ：中、感染力：中。
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◆「Backdoor.Sumtax」（危険度＝1、米国時間8月1日発見）・・・いくつかのユーティリティで構成されるバックドアトロイの木馬。それらのユーティリティは互いに連携することで、攻撃者（通常はバックドアに関連した不正ユーザー）が侵入先のコンピュータに対してさまざまな操作を実行できるようにする。被害状況：低、ダメージ：中、感染力：低。
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【トレンドマイクロ】

◆「JS_CBASE.EXP1」（危険度＝低、8月2日発見）・・・セキュリティホールを狙うコードに対する検出名。2つのセキュリティホールを複合し、HTML文書のオープン時に任意のファイルを実行することを狙っている。対応パターンファイル：598。
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◆「WORM_MIMAIL.A」（危険度＝中、8月1日発見）・・・一般的に「ワーム」に分類されるトロイの木馬型不正プログラム。自身のコピーを電子メールに添付し任意の宛先に送信して頒布するワーム活動を行う。感染報告：中、ダメージ度：中、感染力：中。対応パターンファイル：598、対応検索エンジン：6.510。
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【日本ネットワークアソシエイツ】

◆「Downloader-DM」（危険度＝企業ユーザー：低、個人ユーザー：低、米国時間8月2日発見）・・・種別：トロイの木馬。主な発病は、自己解凍するドロッパパッケージに含まれる。ダウンローダで、自己解凍するドロッパパッケージ。自己解凍アーカイブには、3つのファイルを内蔵している。対応定義ファイル：4283、対応エンジン：4.1.60以降。
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◆「Downloader-DH」（危険度＝企業ユーザー：低、個人ユーザー：低、米国時間7月15日発見）・・・種別：トロイの木馬。主な発病は、mscache.dllというファイルをダウンロード。トロイの木馬型ダウンローダで、www2.skoob[省略］.comに接続してmscache.dllという名前のファイルをダウンロードする。mscache.dllは感染したマシンで自動的に実行される。対応定義ファイル：4279、対応エンジン：4.1.60以降。
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