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2003年08月05日(火) 09時13分

端末側に搭載された「迷惑Cメール」のフィルタ機能ZDNet

 春から初夏にかけて激増していたCメールによる迷惑メール。auが講じているさまざまな対策のひとつが端末側でのフィルタ機能。5月14日に発表された夏モデルでは、三洋マルチメディア鳥取製のBREW端末「A5306ST」と三洋電機製のグローバルパスポート端末「A1303SA」にこの機能が搭載された。

 au端末共通で用意されるのは、Cメールメニューの「Cメール設定」の中に、新たに用意される「受信フィルター」という項目。ここから3通りのフィルタ設定が行える仕組みになっている。

 A5306STに搭載されたCメールの「フィルター設定」を試してみた。

着信拒否の指定番号は4通りの入力方法

 迷惑Cメールを防ぐ端末側の機能は3通り用意される。(1) ユーザーがあらかじめフィルタ設定した番号(10件まで登録可能)から発信されたCメールの自動破棄 (2)非通知で送信されたCメール破棄のオン/オフ (3)Eメールの着信をCメールとして知らせる「CメールE」自動破棄のオン/オフ だ。

 このうち(2)と(3)はオン/オフの設定のみ。1)については、受信したくない相手の電話番号を登録してからオン/オフの設定を行うことになる。

 A5306STは、Cメールの受信一覧からフィルタする電話番号の設定が可能だ。フィルタしたい迷惑Cメールにカーソルが当たった状態でサブメニューを押すと「受信フィルターへ登録」というメニューが現れ、これを選べば自動的に受信拒否リストに電話番号が登録される。最大登録件数の10件を超えると「指定番号がいっぱいです」というアラートが出て、指定番号一覧画面に切り替わる。ここで不要になった番号を整理して入力を行う仕組みだ。

 指定番号の入力画面には「受信フィルター」-「ロックNo入力」-「指定番号」-「指定番号一覧」からアクセスでき、番号の手入力のほか「アドレス帳検索」「発信履歴」「着信履歴」「電話番号貼付」の4つの方法で設定が行える。これらは無作為に送られるCメール以外で受けたくないCメールがある場合、便利に使えそうだ。

 auはこのところ迷惑メール対策を次々と打ち出している。それが功を奏したのか最近では、迷惑Cメールも一時期に比べてかなり減少した。端末側の対応より早く、ほかの策が効果を挙げた格好だが、こうした取り組み姿勢には好感が持てる。(ZDNet)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030805-00000013-zdn-sci