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2003年08月02日(土) 01時26分

警察署の検挙率、最高170倍の格差読売新聞

 全国に約1200ある警察署の昨年の犯罪検挙率に、最高で約170倍の格差があることが1日、わかった。政府が民主党の長妻昭衆院議員の質問主意書への答弁書で明らかにした。

 最も検挙率が高かったのは徳島県警鷲敷署で、認知件数39件、検挙件数327件の検挙率838・5%。続いて、石川県警金沢東署(検挙率153・2%)、警視庁三宅島署(同150%)がベスト3を占めた。

 答弁書は検挙率について、「2002年中の当該警察署による認知件数」を分母に、「2002年中の当該警察署による検挙件数(2001年以前の認知事件の検挙を含む)」を分子としている。このため、検挙率が100%を超える場合がある。

 一方、最も検挙率が低かったのは、警視庁小笠原署で、認知件数20件のうち、検挙件数1件で、検挙率は5%だった。低い順に広島県警加計署(検挙率5・8%)、北海道警沼田署(同6・6%)が続いた。

 政府は答弁書で、「検挙率は治安に関する一つの指標だ」としながらも、「警察署ごとの検挙率に差が生じることについては、それぞれの地域によって犯罪情勢などが異なっており、やむを得ない」としている。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030801-00000015-yom-soci