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2003年08月01日(金) 00時00分

地震被災地に寄せられたとんでもないモノZAKZAK

 宮城県連続地震で震度6強を記録した矢本町は周辺の自治体に先駆け、地震発生の7月26日からごみ集積場を指定したが、粗大ごみを無償で受け入れているため、町内外からも搬入が殺到。ごみはサッカーグラウンドほどの広さに、高い所で約6メートルに達している。

 災害時のごみ処理は、費用が国から助成されるが、前提となる環境省の現地調査の見通しも立っていない。同町担当者は「家屋解体が本格化し、ごみ搬入はこれからがピーク。費用の見積もりすらできない状態だ」と頭を抱えている。

 矢本町は、集積場を海岸近くの8万平方メートルの敷地一カ所に指定した。直後からごみを運び込む車が列をなし、冷蔵庫や浴槽、本棚などが山積。1日現在で約3万立方メートルを超えた。

 近隣の南郷町や鹿島台町は家電製品を有料で電器店に引き取ってもらうよう指導し、町がごみとして受け付けるのは、瓦やブロック、木材などに限定しており、大型テレビなどを矢本町の集積場に運び込む住民もいるという。

 矢本町は今後、町民であることの確認と分別収集を徹底し「過度の搬入を防ぎたい」としている。

ZAKZAK 2003/08/01

http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_08/3t2003080103.html