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2003年08月01日(金) 15時10分

<住基ネット>総務省と長野県折り合う 双方4人ずつで討論毎日新聞

 住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)からの「当面の離脱」を求める第1次報告を出した長野県の「本人確認情報保護審議会」と総務省の住基ネット調査委員会が5日に開催することを決めた討論会の詳細が1日、明らかになった。討論会は討論テ—マを巡って、片山虎之助総務相と田中康夫知事の思惑の対立が続き、詳細が詰めきれなかったが、開催間際に決着した。

 討論会は、8月5日午後6時半から同9時まで、東京都千代田区平河町の「ルポール麹町」で開かれる。担当者らによると、住基ネットの管理運用面を含む「セキュリティー対策」をテーマに、双方から4人ずつが出席。双方が30分ずつ主張を述べた後、司会者を置かずに1時間半の討論をする。同審議会からは、ジャーナリストの桜井よしこ氏や弁護士の清水勉氏ら。同委員会からは、東工大教授の大山永昭氏ら3人と同省の井上源三市町村課長が出席する。

 討論会は、片山総務相と田中知事が6月5日に開催することで合意。しかし、技術面にテーマを限定して住基ネットの安全性をアピールする場にしたい総務相側と、制度論など広範囲な議論を市民に全面公開して行いたい田中知事側の思惑が対立して激しい「さや当て」が続き、テーマ設定や出席人数、場所などがなかなか決まらなかった。【西田進一郎】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030801-00001069-mai-soci