悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2003年08月01日(金) 14時30分

ショップのメルマガ、長期にわたって顧客を引きつける「魅力」とは?japan.internet.com

インターネットコム株式会社 と 株式会社インフォプラント が行った、オンラインショップ発行のメルマガ購読者への調査によれば、購読者の6割は長期間(1年以上)にわたって購読しているメルマガがあるという。その魅力は情報の量や内容の面白さよりも、ショッピングに直接役立つ、という「情報の質」であるようだ。

今回の調査対象は20代から60代以上の、オンラインショップが自社の商品・サービスを告知するために発行するメルマガ(以下「ショップメルマガ」と略)を購読したことがある(または購読している)インターネットユーザー300人。年齢層分布は20代:31%、30代:44%、40代:20%、50代:4%、60代以上:1%だった。

まずショップメルマガを現在購読している228人の購読者に、その購読数(種類)を尋ねた。「3〜4種類」28%、「5〜6種類」21%といったあたりが購読数のボリュームゾーンとなっているが、「15種類以上」という購読者も14%いた。購読のきっかけ(複数回答)は「キャンペーン応募」81%と「商品購入の際に登録」64%の2つが多い。

購読の目的(複数回答)は、「セール・お買い得品情報」70%や「プレゼント・割引などの特典」64%など“お得な情報”が中心。また「新製品・新サービス情報」を目的に挙げる購読者も61%いた。ちなみにショップメルマガをきっかけに商品を購買したことがある購読者は68%で、メルマガの情報を積極的にショッピングへ活用する購読者像が見てとれる。

では顧客にとって、ショップメルマガを長期的に購読させる「魅力」とは何だろうか?

長期間(1年間以上)購読しており現在でも必ず目を通すショップメルマガがある、という購読者はアンケート回答者全体の44%(134人)。この購読者に対して、長期間引きつけるショップメルマガの魅力はどこにあるのか一つだけ選択してもらったところ、最多の回答は「情報の質」42%、次いで「プレゼント・割引などの特典」34%となり、「内容の面白さ」9%や「情報の量」6%と大きな格差が見られた。

「情報の質」が具体的に何を指すのかは、それぞれのショップの方向性や扱う商品・サービスにより異なるが、前述の通り積極的に“ショッピングへ活用できる”情報が求められていることだけは確かだ。セール・お買い得品情報以外でも、一歩踏み込んだ詳細な商品説明や購入者の声の紹介など、商品についての基本的な情報伝達がきちんとできているか再確認することも必要だろう。

なおショップメルマガの購読者中、アンケート回答やプレゼント応募、意見の投稿など商品購入以外でメルマガに“参加”した経験のある購読者は22%。多くがアンケート・懸賞への応募だったが、ここにもまだ開拓の余地がありそうだ。(
調査協力: 株式会社インフォプラント

デイリーリサーチ有料詳細データ申込はこちら
http://japan.internet.com/jupiter/top.html (japan.internet.com)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030801-00000013-inet-sci