悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2003年07月31日(木) 23時46分

天然温泉表示に「待った」 公取委、適正表示求める共同通信

 温泉ブームの中、源泉に加熱したりしているのに、旅行会社のパンフレットや温泉業者のホームページで「天然温泉100%」などと表示するケースが横行しており、公正取引委員会は景品表示法上問題があるとして31日までに、適正な表示に取り組むよう旅行業公正取引協議会や日本温泉協会などに要請した。
 公取委によると、2001年3月現在、全国の温泉は2万1991施設。約7割が地中からポンプで源泉をくみ上げる「動力源泉」で、自然にわき出す「自噴源泉」は3割だった。
 動力源泉の中には、温度が低いため入浴に適した温度までボイラーで加熱しているケースがあったほか、湯量不足を補うため水を加えたり、浴槽内の湯をろ過・消毒して再利用する循環式を取り入れたりしている施設もあった。
 2353施設を調べた結果、217施設で、パンフレットなどに「源泉100%」「天然温泉」などと表示し、加熱や加水、循環など源泉を加工している事実は書いていなかった。(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030731-00000198-kyodo-soci