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2003年07月30日(水) 00時00分

私物パソコン191台 四日市市が職場への持ち込み調査 東京新聞

 四日市市水道局の職員が、個人情報を含む行政データが入った私物のパソコンをごみ収集場に捨てた問題で、同市は二十九日、市職員が職場に持ち込んでいた私物パソコンの台数は百九十一台あったとする調査結果をまとめた。 (西尾 玄司)

 水道局職員は昨年、当時在籍した市建設部(現・都市整備部)の仕事で個人所有のパソコンを使用。不要になり職員の妻が四月下旬、データを消去せずに、ごみ収集場に廃棄した。拾った市民が起動したところ、ハードディスクドライブに公文書が残り、市道買収用地の地権者名や買収金額などの個人情報が含まれていたことが分かった。

 問題が発覚した五月、市では私物パソコンの職場への持ち込み状況を調査した。持ち込まれていた百九十一台の現状は、「自宅で保有」が百四十台、「現在も職場で使用」が三十台、「譲渡・売却」が十三台、「廃棄済み」が八台だった。

 再発防止策として、市では、現在も私物パソコンを職場に持ち込んでいる嘱託職員などにもパソコンの配備を検討する。

 また、職場に置いてあるパソコンをワイヤなどで机に固定する盗難対策を実施し、パソコンのハードディスク上のデータを消去してから廃棄することを徹底して、情報の流出を防ぐ。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/mie/20030730/lcl_____mie_____003.shtml