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2003年07月30日(水) 20時35分

検査手数料を二重徴収 177万円返還の方針−−県浄化槽協会 /長野毎日新聞

 ◇前納金143件受領、検査時に再徴収
 県浄化槽協会(長野市、小林千秀会長)が浄化槽の検査手数料を約177万円二重に徴収していたことが29日、分かった。同協会は二重に徴収した分を返還する方針で、「申し訳ない。深くおわびする」と話している。
 同協会によると、浄化槽は使用開始の6〜8カ月後の間に、指定検査機関による水質検査などが義務づけられている。検査手数料は検査時に徴収していたが、99年10月から設置時に前もって納めることができるようになっていた。同協会は、99年10月から今年3月の間、合併浄化槽などを設置した県内の143の個人などから検査手数料1万2000〜1万9000円を前納金として受け取っていたが、検査実施時に再度徴収し計約177万円を余分に徴収した。
 前納金は、市町村に浄化槽設置を届け出る際に併せて納めることになっている。同協会は、市町村職員が検査台帳に前納金の記載をしなかった▽検査を行う支所が協会作成の前納金リストと検査台帳との照合をしなかった——などが二重徴収の原因とみており、「検査マニュアルの徹底などで再発防止に努めたい」としている。【藤井裕介】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030730-00000004-mai-l20