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来春開校予定の法科大学院（ロースクール）をめぐり、法科大学院協会設立準備会は２９日、各大学が予定している入試日程を明らかにした。来年１〜２月の週末が多い。国立の東京大と京都大、私立の早稲田大と中央大が重なるなど、司法試験の合格者を数多く送り出してきた大学の日程がぶつかる傾向にある。
同準備会は加盟校１０４校にアンケートを実施。開設を目指す７２校のうち５２校の７月１６日時点の見通しを公表した。
それによると、国立では東京、一橋、名古屋の各大学が１月２５日に筆記試験を実施し、京都大も１月２４、２５の両日としている。私学では、早稲田大が１月１０〜１２日のうち２日間、中央大が１月１１日と２月８日。今回のアンケートとは別に慶応大も１月１１日と発表しており、２５０人以上を募集する私学の有力３大学の入試日程も重なる。
まだ日程を詰めきれていない大学も多数ある。同準備会の奥島孝康座長（前早大総長）は個人的な意見として、「大規模校は合格者数の歩留まりを計算するため、入試を同じ時期にやらざるを得ない」と話している。
(07/29 19:34)