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2003年07月28日(月) 10時44分

固定発携帯電話着の料金、企業向けは相次いで値下げ朝日新聞

 固定電話から携帯電話にかける際の通話料金が相次いで値下げされている。これまでのところ、新電電がNTT東西の回線を借りずに直接利用者の端末まで回線を引いている「直収型サービス」に限られるが、従来の半額以下になるケースも出るなど「価格破壊」が進んでいる。

 直収型は新電電がおもに企業向けに提供しているサービスで、NTT側に支払う接続料が発生しない分、通話料金を割安に設定できる。固定発携帯電話着の通話料金はこれまで携帯会社側が一方的に決めていたが、総務省は昨年11月、直収型については固定会社側に料金設定権を認めた。

 これを受け、KDDIは同社の直収型サービス「ダイレクトライン」の利用企業を対象に、携帯電話にかける際の通話料金を一律3分60円に設定、8月1日から適用する方針を決めた。携帯会社が料金を決めていたこれまでは、3分70円〜120円だった。現在、数千社がダイレクトラインを契約しているという。

 ケーブル・アンド・ワイヤレス(C&W)IDCとNTTコミュニケーションズは、すでに今月1日から新たな料金体系を適用。同様のケースについて、いずれも一律3分60円を設定した。また15日から個人と法人向けの直収型サービスを始めた平成電電は3分49.5円を設定した。

 NTTの加入回線から携帯電話にかける際の通話料金については、総務省が今年6月、固定会社側にも設定権を認める方針を打ち出しており、来春にも引き下げられる見通し。(07/28 10:44)

http://www.asahi.com/business/update/0728/047.html