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ＮＴＴ東日本によると、２６日朝の地震発生直後から、宮城県内への電話がかかりにくい状態となっている。県外から県内への通話量は通常の約４倍にのぼるなど電話が集中し、交換機の処理能力を超えたためという。
宮城県庁でも、有線電話がほとんどつながらず、インターネットの県庁のホームページや携帯電話のｉモードなどを使って最新情報の提供を続けている。
ＮＴＴ東日本は同日午前８時から、家族間の安否情報などを送るための「災害用伝言ダイヤル」の運用を始めた。全国どこからでも録音や再生が可能。「１７１」をダイヤルし、音声ガイダンスに従えば伝言の録音・再生ができる。
また、ＮＴＴドコモ東北によると、２６日未明の地震直後から宮城県北部では約２０分間にわたって携帯電話の発信が５０％規制された。５月下旬の地震では、同県内で約３時間２０分にわたって最大８７．５％を規制したが、今回は、発生が週末の朝で自宅にいる人が多かったことなどから規制を緩めたという。(07/26 12:48)