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2003年07月22日(火) 00時10分

ホワイトハウスの新 Eメールシステムが渋滞japan.internet.com

米国の Bush 大統領に Eメールを送る方法が変わり、Web メール連絡フォームを使う複雑なシステムになった。複雑さを詳細に報じた新聞記事が出たあと、その Web メール連絡フォームにアクセスしにくくなったようだ。報道どおりひどいシステムかどうか確かめようと、多くの人々がサイトに殺到しているためらしい。この新システムは、ホワイトハウスが構築したもの。

従来は、インターネット接続可能な人なら誰でも、「President@WhiteHouse.gov」アドレスを使って大統領に Eメールを送信できた。しかし、『New York Times』紙の記者 John Markoff 氏は、18日付け記事でそのシステムが変わったことを報道。今では同アドレス宛のメールは送信者に返信され、 ホワイトハウスのWebサイト にある Webメール連絡フォーム を使うようにとのメッセージが添付されている、と報じた。

Markoff 氏の記事は、次のように伝えている。「ホワイトハウスの Web サイトに先週初めて組み込まれたシステムでは、Bush 大統領にメッセージを送りたい人は、同サイトを9ページもナビゲートし、フォームに詳細情報を入力せねばならなくなった。フォームで問われる最初の質問は、ホワイトハウスの政策を支持しているか否かだ」

記事はさらに、新システムでは利用者に対し、大統領あての Eメールを書くプロセスで、「テーマ」を用意されたリストから選ぶこと、「フルネーム」「所属組織」「住所」「Eメールアドレス」を入力することを求めている、と説明する。このプロセスは、メッセージ送信後もまだ終わらない。ホワイトハウスからの自動返信メール —— メッセージ送信意志があるかどうか改めて確認するもの —— が届くからだ。

ホワイトハウス Web サイト内の「 よくある質問 」(FAQ) ページは、プライバシー問題に言及。Eメール送信プロセスで個人情報を求めてはいるが、その個人情報がプライバシー問題につながる心配はないと書き、利用者の安心を得ようと努めている。「ホワイトハウスに Web メールを送る選択をなさった場合、提供された個人情報は、あなたのメッセージに回答するために使われます。あなたの個人情報は、この目的以外には使われません。提供された個人情報は、いかなる民間組織にも民間人にも渡されません。ホワイトハウスが、商業的マーケティングのために個人情報を収集したり利用することはありません。『ホワイトハウスの Web サイトプライバシーおよびセキュリティポリシー』の詳細については、 http://www.whitehouse.gov/privacy.html でご覧いただけます」


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