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東芝などは２２日、同社が１００％出資する電子機器製造会社「アジアエレクトロニクス」の横浜事業所の跡地（横浜市緑区中山町）で、国の環境基準で検出されてはならないとされるポリ塩化ビフェニール（ＰＣＢ）や、同基準を超える鉛などの有害物質を検出したと発表した。「土壌を大量に口にしない限り、人体に影響は及ばない」としている。
ＰＣＢは土壌１リットル中０．０１ミリグラム検出された。鉛、トリクロロエチレン、シス−１・２−ジクロロエチレンはそれぞれ基準の３．５倍、１００倍、２７．５倍の量が含まれていた。ＰＣＢなどは地下水からも検出された。
対策として跡地をコンクリートで囲む工事が予定されている。１月に判明した調査結果を半年後に公表した理由について、東芝側は「対策が固まらないうちに公表すれば、周辺住民に不安を与える」と説明した。(07/22 22:30)