2003年07月18日(金) 11時39分

包丁大量放置で書類送検　小樽市で１３２本投棄（共同通信）

　北海道各地で中国製の包丁が大量に放置されていた問題で、小樽署は１８日、廃棄物処理法違反の疑いで、札幌市東区に住む元販売員の男（２２）を書類送検した。
　調べでは、元販売員は５月末から６月中旬にかけ３回にわたり、小樽市内の空き地などに、段ボールに入った中国製包丁３３セット（計１３２本）と、電卓などを捨てた疑い。
　調べに対し元販売員は「多く売ったように見せて実績を上げ、販売店のオーナーになりたかった」と話しているという。
　元販売員は札幌市内の業者から１セット４００円で仕入れた包丁を、小樽市内で販売する途中に投棄。段ボールに「何かあったら連絡ください」と携帯電話の番号が書いてあったことから、同署は元販売員を特定した。
　北海道では４月初旬から、小樽市や札幌市、旭川市など各地で１０００本以上の包丁が放置されているのが見つかった。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030718-00000065-kyodo-soci