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８日午後１１時３０分ごろ、栃木県塩原町下塩原の塩原郵便局駐車場で、仕事を終えて帰宅しようとした男性局員（４５）が、軽乗用車の中で女性２人が死んでいるのを見つけ、近くの交番に通報した。大田原署員が駆けつけると、２人はすでに死亡していた。助手席付近に練炭入りの七輪があり、死因は一酸化中毒とみられる。同署は、外傷がないことなどから、２人は自殺したとみている。
調べでは、運転席で死亡していたのは、埼玉県北本市の無職の女性（２７）。助手席で亡くなっていたのは愛媛県在住の２０歳ぐらいの女性とみられ、同署で身元の確認を急いでいる。車は無職の女性の所有で、鍵は施錠され、食品包装用ラップのようなのもので内側から目張りしてあったという。
車は８日朝から駐車場に止めてあったらしい。遺書は見つかっていないという。家族の話などから２人の間に面識はなかったとみられ、同署は、インターネットを利用した集団自殺との関連も調べている。
(07/09 07:16)