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2003年07月03日(木) 21時37分

養殖トラフグ薬品残留検査、109検体中20から検出−−県 /長崎毎日新聞

 ◇県「薬品使用は道義的に問題」
 トラフグ養殖にホルマリンが使われたことを受け、県が実施していた魚体への残留検査の結果が2日、明らかになった。109検体のうち20検体から1〜1・8ppmのホルマリンが検出され、他の検体からは有効数値が検出できなかった。
 食品に存在するホルムアルデヒドの安全性や残留検査の結果を評価するために薬学、医学、水産の専門家4人で設置した県ホルムアルデヒド安全性検討委員会の初会合で、県が発表した。
 検討委はこの結果について「ホルマリン使用から期間が開いており、数値が低いのは当然。科学的には安全だと思う」としながらも「使ってはいけないという通達があったのに、使ったことの方が道義的に問題だ」という意見が大勢だった。
 一方、養殖業者が自主的に取り組む残留検査は、検査機関の機器の不調のために失敗。このため、県は今回の検査結果の信頼度を高めるため、実施機関を替えて2度目の検査をしているという。【古田健治】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030703-00000004-mai-l42