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2003年06月30日(月) 19時45分

東京の食料品、海外より割高続く…農水省調査読売新聞

 農林水産省は30日、東京と海外主要5都市の食料品小売価格を比べた2002年の内外価格差調査の結果をまとめた。

 東京では昨年、天候不順で生鮮食料品が値上がりしたため、前年に比べ、ニューヨークとの価格差は拡大した。一方、欧州通貨に対する円安が進んだため、ロンドン、パリとの価格差は縮小した。

 調査は昨年11月に実施した。肉、卵、野菜など「共通食品」29品目の価格を、東京を100とした指数で示すと、ニューヨークが前回調査(2001年11月)より6ポイント低い89、ロンドンが2ポイント高い77、パリが5ポイント高い79、ジュネーブが3ポイント高い108だった。今回初めて調査対象に加えたシンガポールは66で、依然として東京の食料品は海外より割高な状況が続いている。

 一方、コメやしょうゆなど、海外では入手しにくく高価になりがちな「日本食品」13品目を含めた比較だと、ニューヨークが同4ポイント低下の99、ロンドンが13ポイント高い116、パリが15ポイント高い111、ジュネーブが12ポイント高い137で、シンガポールが98となった。

 昨年11月の平均為替相場は1ドル=122円56銭で、前年同期に比べ75銭の円高だった。一方、英ポンド、ユーロ、スイス・フランに対しては前年より円安が進んだ。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030630-00000511-yom-bus_all