実は、今日私何だか悪か善かわかりませんが、3時間以上もジュエリーの説明を受けてまいりました。そうなったのは、ある一本の電話がきっかけです。「もしもし、TVコマーシャルの○○って知っていますか?」に始まり、好きな色や日頃のファッションについて延々と聞き出し、挙げ句の果てには、「かわいい声しているね。面白い人だね」等々・・・・「いくつくらい?」の質問に対して、正直に年齢を答えた馬鹿な私。
そして、「何だか、もう一度話をしてみたい」の熱心な声に、日頃暇な私は思わず休日の日を教えてしまったのです。会う約束をしてからは、相手は何故か自分のプライベートと称する時間に電話をかけてきて、会う日どりの再確認をしてきました。そして、今日その日だったのです。出かける前から、これってテレクラと思いつつ不安を抱えました。
しかし、約束の時間の一時間前から自宅へ電話があり、「えーい、こうなったら、やけくそだ」と思い、約束の場所へと向かいました。会った瞬間から、相手は握手を求めてきました。そして、とぼとぼと歩き始め、あるファミレスへ食事の為入りました。
そこでの会話は、普通の会話に始まり、私の指が細く、きっとジュエリーが似合うのに身につけないのはもったいない。ジュエリーの知識を持っていない、関心がないのはもったいない云々。
事前の電話の時からですが、収入を聞いたりしてきました。(反対に相手にいくらくらいもらっているの?と聞くと、男にそんなこと聞くのは失礼だといわれました。じゃあどうして私のは聞くの?と返答すると、だって知りたいからと言われ、返す言葉をなくしました。)
そして、僕がジュエリーについていろいろ教えてあげるといいつつ、今度、遊園地にでも行かない?と誘ってきました。その後、店を出て再びテクテクと歩き、到着したのはジュエリーの店舗でした。そんなこと聞いてないよと思う暇もなく、店の中へそこは、高級な喫茶店といった感じのところで靴を脱いであがるのです。周りを見渡すと、ちょっとホステス風の男性が若い女性相手に接客をしていました。席につき、一息するとジュエリーの本を持ってきていろいろと説明をし始めました。説明の合間合間に相手は事務所と称するところへと消えていきました。その間、ぼっーとしていた私。暇だもの、きょろきょろしちゃいました。
すきを見て、お客の女の子へ声をかけたら、どうやら皆始めてくるらしいです。でも、言葉少ない。私と同じような状況できたのなら、返答しにくいはず、
ところで、説明はどんなジュエリーが似合うかということで、いろんな色の石のリングを持ってきて、両手で比較していくというもの。これだけで、一時間以上はかかっていたように思います。最終的には、相手は私にはダイヤが似合うといいました。
そして、この中で一つだけ何かもらえるとしたら、何にする?とも。トイレでのダイヤのショー(暗闇でダイヤに光りを当てて、光の拡散状況を見せる)と鑑定書の説明でようやくエンドレスとなりました。
普通、ここいらでジュエリーの購入を進めるのだろうけど、あんまりにも気の無い、又、ダイヤのショーにも感激をしなかった私。相手もいやになったのでしょう。じゃあ、帰ろうかということになりました。
帰りに喫茶店に寄ったのですが、「僕は君を楽しませる為に、せっかくジュエリーの説明をしたのに、全然楽しそうじゃなかったね」というではありませんか。「だって、今日説明してくれるなんて聞いてないし、どこでやるかも知らなかったし」と言うと、「今日、してあげるといっただろ、説明は店でしなくてどこでするんだ」「仕事以外でも、友達相手に説明だけしてあげるのによく店を使うんだ」「じゃあ、合間合間にいなくなったのは何故?」と聞くと、「あれは書き物をしているんだ」
もう、理屈の通る相手じゃありません。オウム真理教のメンツを思い出しました。仕事と私生活の区別をつけるのは、社会人の常識ですよね。また、何となく女心をくすぐるような話術や笑顔、許せません。ジュエリー店にいた女の子達は皆何を考えているのでしょう。ずっーと、値段や購入の商談をしているようでした。また、買っていた人は、クレジットの用紙に記入していました。確かにいいものかもしれませんが、いやらしい客寄せです。心理的に安心させてから、巧みにジュエリーを欲しがるようにさせるテクニックは超一流店と言えるでしょうね。似たような電話があった方は御用心を。
しらけていたのは、私一人のように思いました。
良く分らないけど、デート商法みたいな物か?
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