サイトウマサトクさんからのお便り
私もナビコネクションの勧誘を受けたことがあります。大学三年生。95年の初夏。
まず、実家に電話がかかってきます。そして「情報を手軽に手に入れるサービスに興味はないか」と来ます。パソコンを買って通信を始めたてのころで、説明の「ネットワークの利用権」にはたしかに興味がありました。で、まあ「会うだけなら」と、実家の最寄駅まで担当の(電話している)人が来る、ということになって、その日は終わりました。
で、当日。
私が寝過ごしました。わはははは。これでなしくずしに終わりになるかとも思ったのですが、一週間ぐらいしてまた同じ人から電話。さすがにちょっと悪いな、という気になったので、今度は学校の近くの駅で会うことに。
派出目の格好をした若い男のヒトと落ち合い、近くのケンタッキーで「説明」。レースのスポンサーをしている証拠写真やら、「ナビデスク」によるレポートのコピーやら、アクセスするのに「必要」な端末やらを説明。しかし、Niftyのクローズドフォーラムなら自分の今使ってるマシンからでも入れるんじゃないかと質問すると、「よくわからない」と。
オムロンのmassifと486/20クラスのノートパソコンがあって、どちらかを選べと。で、それも含めて100万前後のローンを組まないかと。「それなら自分で調べます。カネありませんから」で終わりました。
そこに到達するまで、途中機械の詳しい説明を本社のオペレータのヒトに電話したりしながら、1時間くらい喋ってたでしょうか。ケンタッキーの代金は向こうもちにだったので、その点は多少トクしたとも言えます。
まあ、そんなんでしたので「まさかあんな商売が長持ちするわけないだろう」と思ったら、まだ健在だったんですね。いやはや。