ZOE さんからのお便り

今年の５月上旬、デジタルトマトと言う会社から電話があり、「インフォリパブリック」への入会の誘いを受けました。

提供されているサービスの内容については、既に他の方が述べていますので省略しますが、個人的に「情報に値段をつける」所や、「発言に対して投票し、賞金が出る」と言うところに興味が湧いたので、少し詳しく聞いてみようと言う気になりました。後者については、ある不安があったのですが。

日を改めて、新宿にある会社のビルに行ってみました。結局、自分の中の「不安」は消えずにいたのですが、営業の人と話すうちに差し出された「クーリングオフ」の文字を見て、「一先ず入会して、ちょっと触れてから判断しよう」と思いました。表情には出しませんでしたが（笑）

ただ、勧誘にやや強引な雰囲気があったことが、余計に不安を大きくし、契約書を見ながら利用の前にちょっと調べる必要がありそうだ、と言う結論に達しました。「不安」は、結論から言うと的中しました。会員の間で組織投票がされている疑いがあるので、そのような誘いがあってものらないで下さい、と言う旨のメールが会員から届きました。そして、私がこの会社に付いて調べようとしていた日の晩、姉がこのサイト（悪徳商法マニアックス）の情報をどこからか持ってきたのです。

自分ひとりが出す金額ではなく、他の会員が出した金額も含めたカネが、どのように使われているかを考えると、どうも真っ当なサービスとしては考えにくい。そう思い、契約の解除を決意しました。日数的にもともと沢山はありませんから、まず電話で申し入れ、と思い電話をかけると、あっさりとその場で「分かりました」と言ってきました。

何気なく「どうしてですか？」と聞かれたのですが「悪徳っぽいから」等と答えるわけにも行かず（笑）、「家族の反対にあった」と言うことにしておきました。念のためにと、契約書のコピーを配達証明付きで会社に郵送した後、対応した営業の方から頂いた名刺にあったメールアドレスに「申し訳ありませんが」と一筆（メールでも「一筆」なんですかね？）メールを送ったのですが、何故か戻ってきてしまいました。経験のある方なら、理由は想像できると思いますが…。

インターネットを利用する上で、メールアドレスが違う、と言うのでは信用も何もありません。第一、ネットワークサービス会社の社員が持つ名刺にメールアドレスが間違って印刷されていたとしたら、……

いま、この会社を信用していない最大の理由は、この「やめた後のメール未着事件」です。

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