九龍 さんからのお便り

僕の勧誘体験を書かせて頂きます。

1996年8月(社会人1年生)「銀座アヴァンセ」

とある展示会でアンケートに答えた会社「銀座アヴァンセ」忘れた頃に電話掛かってきて近くに伺いますので是非お会いしましょうと社会人1年生で無知な僕はノコノコ出かけてしまいました。そしてとある喫茶店で3時間ちかくも説明されました。

内容はよくあるリゾートに安く泊まれる会員権+絵画でした。なんにも知らない僕はけっこういいかもと思いながらも150万円という高額にビビリ、その場はなんとかごまかしまして帰りました。

その後、電話があり実際に絵を見て欲しいというのでバカな僕は銀座のショールームまで行ってしまったのです。実際、絵を見るとなかなか良い。(たしかトーマスマックナイト)この日もかなり説得されたが高額なのと絵を買うなら「クリスチャン・ラッセン」に決めていたので断りました。担当者の対応はかなりあっさりでしつこくはされませんでした。その後、電話はありません。展示会にいってもプレゼント欲しさにアヴァンセのアンケートに答えるのはやめました。

1997年5月「不明」

自宅に電話があり、とにかくいい情報があるので来てくださいと若くて可愛い声の女の娘から電話がありました。当時、彼女と別れて死ぬほど暇だった僕は前回の教訓も忘れ、またフラフラと出かけてしまいました。場所は新宿の高層ビル。会社名は忘れてしまいました。

電話の女の娘に案内されて中に入りました。(ヒョウ柄のボディコン!可愛い)オフィスは綺麗な感じでパーティションで区切られ、他にも若そうな男が勧誘されてました。売り物はまたしても絵画と会員権です。しかし絵は僕の好きなラッセンではありませんか!かなりその気になっていた私ですがひとつ質問しました。「もし御社が潰れたらローンはどうなるのですか?」女の娘は「潰れませんから大丈夫!」なんてごまかしてきました。考えるので契約は後日にしてくれないかと言うと「今日じゃないと駄目なんです」だそうです。

話が契約の方にいくと30歳くらいの男が出てきました。僕は再度質問しました。そうするとこの男、僕のことをガキだと思ってなめ腐ってんのか、「うちが潰れたらローン会社が補償します。」とのたまったのです!その言葉を聞いた瞬間、なめてんのかこいつはと思いつつ今度は「それは僕にじゃなくてあなたの会社にでしょ!」と言ってやりましたが相手は動じません。

仕方ないので僕は「ラッセン好きだけど絵が選べないならやめます。買うならこれって思うのがあるんだ!」と言ったらやっと解放されました。その後は電話ありません。

1998年9月(大阪出張時)「ブリタニカ」

大阪の支店に出張した時のことです。仕事が早目に終わり大阪在住の友人と会う約束をしていた私は待ち合わせまでたっぷり時間があるので大阪駅周辺をうろうろしていた。(大阪初上陸)信号待ちをしていると若い2人組みの女性にアンケートを頼まれました。

それは英会話に関するアンケートでした。アンケートが終わると教室がこの辺にあるから見学していかないか?と言うではありませんか!時間が余りすぎ、MAXヒマだった僕は行くことにしましたが強制してはいけないと言う会社の方針があるので地図を渡すから言ってくださいと言う。こっちは大阪発上陸です。しかも女の娘は可愛い!うまくいけば大阪見物の案内してくれと言って連れ出せるかも!?なんて不埒な事を考えつつ、「大阪初めてだから場所案内してよ!」と言って着いて来てもらいました。場所は駅前の高層ビルのなか。綺麗なところでレッスン風景を見学しました。そして話がお金の方に移ると何故か場所移動。離れたビルの事務所へ。

「ブリタニカ」が百科辞典作ってとか東京にも教室があるから大丈夫とか散々勧誘されましたが僕は別に興味はありません。興味があるのは女の娘なのですが研修中なのか何にも喋らない娘がいつも隣りにくっついて邪魔たらありゃしない。結局誘えずじまいで終わってしまいました。

1999年2月「ビッグパパ」

実はこの件が一番書きたかったのです。仕事が終わって自宅に帰ると若い男の声で電話がありました。「ダイビングに興味ありませんか?」僕はライセンスを持っており機材も揃えていたので「ある」と答えると、ダイブマスターまで無料で取れますとか言って来るし、週末はヒマなのでまあ行ってみるかと軽い気持ちで池袋くんだりまで行くことにしました。

で、事前に電話番号を教えられ、駅についたら電話するようにと言われメモって週末池袋へ行ったのです。(もうこの頃になると勧誘も余裕です。)駅について電話すると「この番号は現在・・・・・。」ふざけんな〜!かなりムカつきましたが、このままじゃ引き下がれんと思い104で番号調べて電話しました。

「ちょっと駅に着いたんだけど番号間違ってるジャン!」そう言うと相手は謝ってすぐに迎えにきました。とあるビルの入居している小奇麗なダイビングショップです。若造の上司が出てきて挨拶が終わるとビデオを見せられます。といってもショップの撮ったダイビングのビデオです。これで相手の脳は南国状態!そしてお約束のリゾート安く使えます攻撃。あ〜ブルータスよおまえもか!?って感じです。しかしダイブショップがこんなことしてるなんて驚きでした。

そして一緒に潜れば友人や恋人が見つかるだの、やれパーティは楽しいだの他の勧誘となんら変わらない方法でした。ここの特典は

  1. ダイブマスターまで無料で指導(※インストラクターの一歩手前)
  2. 手ごろなダイブフィー(他とあまり変わりません)
  3. 各種パーティの開催で出会い満載(ありがちですな〜)
  4. 割引価格で用品購入(まあ普通かな)
  5. 3,000円でリゾートに!(これが出たら怪しいと思え!)

でした。

でお値段ですが僕は機材一式持っていたのでドライスーツ込みで40万円です。やっぱりね、という思いで断ろうとすると人生のプラスになるだとか、絶対面白い!僕が保証します!だとか。なんでお前みたいな若造に俺の楽しさ保証してもらわなきゃならないんだよ!って感じです。その場はなんとか凌ぎきりましたが結構熱くてしつこい若造でした。まったく僕の好きなダイビングでロクでもない商売しやがって。

まあ勧誘もヒマつぶしにはいいですね。相手にはちょっと悪いかなって思うときもありますけど。だいたい会社には先物、家には会社名、名乗らないで宝石とかの勧誘が多いですね!

色々な勧誘に行ってますね。これからも、「お断り道」を極めるべく、勧誘されまくってください。

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