ですます さんからのお便り

一年ほど前、中央出版の勧誘が我が家にやって来ました。トータル教育セットとかいう教材はいかがですか〜なんて親しげなノリで。

人のいい(?)私はなかなかおもしろそうな教材だし、安けりゃ考えないでもないよってかんじで説明をきいてました。「結構いいものですね」とか相づちを打っていたのがいけなかったのか、2時間ほどの説明のあと契約書にサインをしてくれとしつこく迫られ、「高いから夫と相談しなきゃ」「やっぱり買えません」といろいろ言っても「サインしてもらわなきゃ、帰りません」と居座る構えを見せ始めました。

そして「どうしても高いと言う人のために、このセットを抜いてもっと安く買うこともできます」とか、最終的には「(お金が)足りない分はわたしが自腹で出します」なんてとんでもない話を始めました。セールスが自腹を切るとは?ノルマ達成のため?

契約書には私の名前で月々いくらかのローンを組み、そのローンが引き落とされる私の口座に、セールスが引き落としに間に合うようにお金を振り込むと言うのです。なんだそれ?

その日はあんまりしつこかったので、不本意ながら後日クーリングオフの手続きをとると心に決め、サインをして(くやし〜!)帰ってもらいました。(ちゃんとクーリングオフできました)

後日談。数日後、知り合いがたまたまうちの近所のお友達の家に遊びに行くと言うので、初めて会う人だったけど一緒におじゃましました。知り合いはそのお友達に、何度か私のことを「あなたの近所に〜」と話したことがあるらしく、お友達は私の名前を覚えてくれていたようです。行ってびっくり。トータル教育セットが・・・・ある・・・・・。聞けば数日前セールスが来て、私が書いたアンケートもどきを彼女に見せて「ご近所のかたもホラ」とかなんとか言って購入をすすめたそうです。もっと安く買えるらしいよって話をしたらくやしがってました。

それ以来中央出版のCMを見るとチャンネルをかえたくなります。

「自腹を切ります」と言った時に、「口だけでは信用できないので、借用書を書いて下さい」って返すのも、良いかも(笑)。もちろん、クーリングオフした後、借用書はヤクザに・・・(^^;。

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