ムジナ さんからのお便り

先日、実家の母親から、電話がありました。聞けば、大宮郵便局に私宛の内容証明郵便が届いてるらしく、その郵便物の住所(僕のアパート(埼玉県))と電話番号(実家の)が一致しないので、確認の電話があったそうです。で、母は僕の電話番号を郵便局の人に伝えておいそうです。

しかし、本当に身に覚えのない僕は、かえって不安になってしまいました。ところが、2、3日しても、何もありません。内容証明が届けられることもないし、郵便局から電話が掛かってくることもない。不思議に思って、僕は、郵便局に問い合わせてみました。ちょっと複雑な話なので、事態を説明するのが大変でした。

で、ようやく分かったのは、郵便物の住所と電話番号が一致しないからといって、確認することは、まずありえないんだそうです。ほかにも、内容証明という重要な郵便物の、住所と電話番号が一致しないという時点でおかしいし、僕が住んでいるN市の郵便局ではなく、大宮郵便局からの電話だったというのもおかしい。よくよく考えてみたら、実家の方に電話があった日の夜、僕の所に、「宝石買いませんか」とかいう電話勧誘があったのです。そう、それは僕の電話番号を聞き出す口実だったのです。

身分を偽って、本人の電話番号を聞き出すのはいいけど(?)、もう少しマトモな口実はなかったのかと思います。

まんまとソーシャル・エンジニアリングに、引っ掛かってしまいましたね。

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