さんからのお便り

いつも興味深く拝見しております。ROMってばかりでは何ですので 2本ほどお笑い系をお送りします。

その1:先物の話

勤務先にフジフューチャーズのO谷さんからウチの支店長宛てに勧誘電話がありました。たまたま外線を私が取ったわけです。

「フジのO谷ですが支店長お願いします。」

たぶん勧誘だなと思った私はいったん保留にして本人に断ったあと声色を変えて再び出ました。

狐「 はい、もしもし」
O谷「 あー、支店長様ですか、私どもは・・・」と一般的なテレトーク。
O谷「 (馴れ馴れしく)どうです、支店長、最近の御社の景気は?」
狐「 どうですって、あんた先物の会社なんでしょ。経済の専門家じゃねーのかよ。ウチの景気のことぐらい把握してねーの?そんなんで大丈夫なの。あ、それから俺は支店長じゃないよ。保留の後『はい、もしもし』って出ただけだからね。『本人です』なんて一言も言ってない。あんたが勝手に勘違いしただけ。で、法人取り引きの話なら本社の財務部に電話してよ。」

O谷「

(ムッとしている)いいえ、個人様向けの案内ですけど!」
狐「 じゃあ取り次げない。勤務中だもん。私的な電話は自宅にしてよ。」

O谷「

(意地になって)じゃあ、自宅の電話番号を教えて下さい!」
狐「 ワハハ。そんなこと教えられない。もう電話するなよ。んじゃ」でガチャ切り。

ここまでは良くある話し。しかしこのあと彼は速攻でリダイアルしてきました。別の女性社員が取ったのですが先程のやり取りを聞いていた為、機転をきかせて電話は再び狐へ。で一分ほど保留の状態の後でそのまま当方より切断。またすぐにかかってきて待ち構えていた狐がとる。

狐「 はい、××でございます。」
O谷「 フジのO谷ですが支店長にお話があるので取り次いで下さい。」
狐「 O谷さん、あんた、いい加減にしなさいよ。絶対に取り次がない」ガチャ切り。

またかかってきた!

O谷「 フジのO谷ですが支店長にお話があるので取り次ぐか自宅の電話番号を教えて下さい!」
狐「 (根負けしたように)じゃあO谷さん、こっちの電話番号にかけてみて。メモの用意してる?言うよ《03-3604-2000》ね。そこに電話してみてよ」

で電話は切れ、もうかかってこなくなりました。ふう。

で、この電話番号は「リカちゃん電話」です。前はもっと普通っぽい番号だったのに今は2000番なので気づく相手もたくさん居るようです。○谷さんはどうだったのかな。皆さんもこの電話番号を暗記して街頭のキャッチでも電話セールスでもすぐに言えるようにしましょう。間違えて覚えると関係ない人に迷惑が掛かりますので、ちゃんと覚えてちゃんと相手に伝えましょう。

それにしてもリカちゃんには申し訳ないことをしました。O谷さんの勧誘でコーン10枚買ってたりして(笑)。追証のお金を恋人のワタルくん(←違ったっけ?)に借りてなければ良いのですが(笑)。

知らなかったので、リカちゃん電話に掛けてみた。「もしもし、リカよ〜。お電話ありがとう!」

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