とさまさんからのお便り

僕は音楽をやっています。いまは趣味程度ですが。昔は吉川晃司の所属するプロダクションの「セブンス・エンタープライズ」のオーディションで結構いい所までいったんですよ!このプロダクションは普通のプロダクションなんですが。僕が紹介したい悪徳は、そういうプロダクション、イベンター、レコード会社などです。つい最近も、僕の音楽友達がだまされました。

まず、会社が音楽デビュー系の情報雑誌にオーディションの広告を打ちます。そして、テープを送った人を”現場のオーディション”という名目で、東京の本社に呼び出します。で、あろう事か事務所のデスクが並んだ場所でいきなり「歌って」と言い、歌わせます。そして、ベタボメして契約を迫ってきます。印税や著作権などのおいしい話ばかりを並べたあとに「宣伝費にはじめに15万頂きます。」など求めます。デビューを目前に感じた受験者はたいてい断りはしないみたいです。

で、その後しばらく連絡がなく忘れた頃に電話で「映画の役が入った」と連絡をしてきます。再度、東京に出向くと「演技のレッスンのためにうちのレッスン生になれ」と言うのです。「あなたは所属タレントだから普通のレッスン生より特別に安くなる」と言ってまたお金を請求してきます。一番最初の契約の時点で「15万以外まったくおかねはかからない」と聞いていた友達はこの時点で断りました。

その会社の名前はnewing(ニューイング)です。

「モデル(タレント)に、なりませんか?」ってのも、結構ありがちな商法ですね。最近のタレントのレベルを見ると、「オレでも」って思えてくるところがミソなんでしょうか(笑)。

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