ケンキチさんからのお便り
先日、とある紹介で知り合った人から、良い異業種交流会があるから来ないか、と誘われ、参加費も月千円と安いので気軽に参加の旨を告げたのでした。会合はその会の主催者A氏の事務所で行われました。
まず、A氏は「この会はきれいごとの交流会ではない、会員同士お客の紹介などにはマージンを発生させる。」といいました。ここまでは、まあ、そんなもんか、と思っていました。「みんなが幸せになれる会をめざす」とどこかで聞いたようなフレーズが連呼されるので、ちょっと怪しいな、と思いはじめた矢先、携帯電話の資料が配られました。
「この資料にある機種を0円で3人に配ってください。そしてその3人それぞれに3人に
配るように言って下さい。途中で途切れる可能性もありますが、6世代続けば1000人
近くなるので、100万円あなたがたに支払われます。」だって。おいおい!!次に出てきたのは携帯電話の充電器。その次は電機機器のコードの絶縁ゴム。そして、やっぱりでました。健康食品(ヘルスなんとか)
要するに、A氏が見つけてきた商品をマルチのシステムで流すという会なのでした。
A氏いわく「出入り口という言葉はなぜ出るほうが先にくるか分かるか、出なければ入れない。すなわちカネも出さないと入らない。」「マルチと聞いて顔をしかめるやつは時代遅れ。10年後生き残れない」「マルチはねずみ講ではない。合法な商法の1つです。扱う商材が良い物なら問題ない」「この会は立ち上がったばかり。今なら君らは第1世代だ。」、、、、などなど。
ダイエットコーヒーの試飲会がはじまったころ、わたしは席をたちました。この調子でどんどん商品アイテムを増やすということは、色んな物を買わなくてはいけないという事だし、友人を勧誘するなど私はできない。帰るというと、アムウエイと違い、すんなり帰してくれましたが、「お気を付けてお帰り下さい」といってフッと鼻で笑った。まるでこの時代遅れめ、と笑っているようだ。なんかハラ立つ。なにがダイエットコーヒーだ。痩せたきゃメシ減らして走れ!
後日文書でも貴会に賛同できないので参加する意志はない、と通告したのでその後なにも言ってきませんが、このような異業種交流会もどきは全国にたくさんあるのではないでしょうか。またA氏のようなマルチのプロでジャンキーの親玉みたいな人物もそこら中にいるんですねえ。
合法だとの事ですが、異業種交流だ、という違うネタで誘うやり口は気に入らん。参加費の安い異業種交流会は気をつけよう。と思いました。
大変長々と雑文で申し訳ありません。
(この会の名前は伏せさせて下さい。どうせすぐ消えてなくなるでしょう。参加者中半分は途中で帰ったので軌道に乗る前にポシャルと思います)異業種交流会と言えば、怪しいビジネスの勧誘会の代名詞!?