KEIさんからのお便り

私のネタ(笑)は電話勧誘の対応なんですが、現在大阪で独り暮らしの大学生なぞやっているものですから、金は無くとも、暇だけは毎日テレコン・ワールドを観れる程あります(ローカルネタ失礼)。

で、だったらどうするかって言うと「引き延ばし」ます。限界まで。現在のレコードタイムは1時間半です(笑)

業者にもよるでしょうが、私の部屋によくかかるのは資格取得がど〜の、というヤツで、常に短期決戦を挑んできますので、その資格に関わる話をしながら、微妙に話題をズラし続けて世間話に持っていく。この課程がたまらなく楽しいです。

#私は商業高校卒の理工系大学情報学部なんで、よくある資格の基礎程度は
#なんとか解ります。器用貧乏とも言います(笑) 知識をチラつかせるのがコツ

で、こんな悪趣味を3年間、10数回にわたって繰り返してきました。その中で最も思い出深いのは、やはりレコードタイムを記録した時の会話でした。

いつものように女性が夕方過ぎ、資格の学校云々の電話をしてきたので、

「情報処理の資格(第二種)が〜 → 受けたいと思ったら自分で勉強する → 専門の資格取得の学校に通った方が〜 → インターネットでも情報は得られる → インターネットやってられるんですかぁ?」

の流れ(どちらがどちらの発言かは想像にお任せ)で世間話に持ち込み、話し込むこと1時間半。WinとMacの違いやらメールのシステムやら、そもそもインターネットとは何ぞや?の部分まで話は及びました。でもその最後の会話は今も忘れません。

相手「 それで、学校(講習だったかも)の方なんですが・・・貴方でしたら行かれませんよね・・・」(注:いやらしくない、好感を持てる言い方)

私 「 ええ、ここまで長話しておいて申し訳ありませんけど〜」

相手「 あっ、結構ですよ〜。私こそ色々すいませんでした〜。でも本当にありがとうございました。私、ずっと朝から電話やってるんですけど、すぐ「ガチャ」って切られちゃったりする事が凄く多くて、正直かなりムカついてストレス貯まってたんです〜。」

私 「 やっぱりそうでしょうね〜、それが一番楽な方法ですし。」

相手「 本当にありがとうございました〜。スッキリできたんで、もう少し頑張れます。」

私 「 でも、本気で電話勧誘で客を獲るなら、2分位で見切る程度じゃ無いといけないね〜。貴方ってあまり向いてない気もするし、あんまり無理しない方が良いかも知れないですよ。」

相手「 そうかも知れませんね〜。でもとりあえず今日もう少し、頑張ります。それでは」

・・・どうでしょ、私自身も良い事をしたのか悪い事をしたのか解りませんけども(笑)妙にスッキリできました。これ以来、一本も勧誘電話はかかってきてません。

偶にはこんな応対もいかがなものでしょ?意外と面白いかもしれませんよ。

#勿論、機嫌が悪い時は最初に
# 「何も要らないし、何処へも行かない。それで良ければ話を続けてくれ」
#と断りを入れます。この方法は現在勝率10割(笑)

勧誘のお姉さんと、1時間半も話せるものなのか!?すごいテクニックの持ち主だ(笑)。

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