ナピコネ弾劾さんからのお便り
それはある日の新聞求人広告から始まりました。全国紙で、そこの求人は安心できるとの触れ込みもあったので、ある会社に応募してみることにしました。
その名は「デジタルトマト」。(以下デジトマ)
何か変な名前だな、と思いつつ、「今話題のマルチメディアをライフスタイルに活かすための提案」というキャッチフレーズの下、「外資系」「新宿住友ビル」にあるということでした。
電話をすると、会社説明会があるからということで、早速参加したのです。説明会は人事の者が概略を説明し、その後、簡単な面接をしたのです。そして、翌日、人事責任者Sが更に詳しく説明をしたのです。簡単にいうと、
- 先ず、営業をやってもらう。これがベースとなる。
- 売るのは「Info Repubilc(インフォリパブリック、以下インフォリ)」。
- 当社はグループではなく、「アライアンス(同盟)」という言い方をする。一つの事業で一つの会社。三菱グループも最近この言い方をしている。我々は先駆者だ!
- アレクセルを中心とする外資系。今凄く話題になっている。この間も○○ショーに出展して凄い人が来た。
- 営業方法は「飛び込みナシ」。「リード」用紙を使い営業。つまり、見込み客だけだから、業績が上がる。営業方法も端末(ザウルスのようなもの)を使ってやる。(その時は電池が切れていた。今思えばはじめから切らせていたのだろう。)
- 休みは自由に取ることが出来る。今週は4日休んでもいいし、1日でも構わない。
- レーシングチームをやっている。(これは、ナビコネクションレーシングのこと)
- 給与体系は1つオーダーをあげれば、最高10万円。
- 中途入社は秋まではもうやらない(今回が最後のチャンスということ?)。
このような、言い方をされたので、場所的条件、営業方法も効果的、金銭面も営業方法から考えればかなりの収入になる、この会社は魅力的だと思い、その時は「入れたらいいなぁ」と思ったのでした。
直後に面接が始まり、「あさってから研修をやります」といわれ、さすがにそれは無理と断り、数ヶ月後入社というプランにしたのです。しかし、企業の面接はこんなに簡単なものなのだろうか?というほど、あっさりと入社決定したのでした。普通は役員面接とかあるはずなのだが。その時は何故自分が合格したのかわからなかったのでした。
そして、入社当日になりました。研修時間は昼間11時から。昔は9時からだったらしいが、9時からやると翌日以降に疲れが出るということで、2時間遅らせているようである。その時はまぁ、楽でいいなぁと思ったものでした。
研修部屋は新宿住友ビル18階デジタルトマト。くれぐれも言っておくが、ナビコネとは変わりない会社。中途入社なので、2〜3人でやるのかと思ったら、10人いたのでした。それぞれが緊張した面もち。そして責任者のSが入ってきていよいよスタート。先ずは軽い挨拶と、中途入社者の自己紹介を行ったのです。まぁ、これはどこでもあることでしょう。
そして注目の給料体系。とにかく「経済的基盤」をしっかりして欲しいということで、最低保障21万円を与えるということ。そして、私達は当然初心者なので、「トレーニー(練習生)」制度で、3本以上オーダーをとることで始めて21万以上になることになる。この当時は私の思っていた営業方法ならば、3本は堅い、堅い、と思ったので、これはいい稼ぎになりそうだ、と感じていたのでした。
しかし、研修担当者Sは皆さんは中途なのでもっといい方法はないかと模索している、ありがたいことを申し上げてくれたのでした。 ここで、少し不思議なのは、アレクセル等で新卒が100人程入社したらしい。その研修を担当者一人でやっていたということ。一体どこで?、どのように一人で100人を相手に出来るのだろうと思いました。しかし、既に入社した後なので、疑問は心の中にしまっていたのです。
さて、研修内容ははじめのうちは会社説明が主で、これはまぁ、当たり障りのないものです。アレクセルが中心だが、グループという呼び方をせずに、「アライアンス」という呼び方をする、これはまぁ、親分子分の関係ではなく、横並びの関係であるという意味なのです。これはこれでいいでしょう。あとはお決まりの、ナビレーシングチームの話、舘ひろしの話などです。マッチ(近藤真彦)については、もう必要ないということでした。充分貢献してくれたとのことで・・・。
次に、研修担当者他2名が紹介されたのでした。どうやら責任者Sは多忙とのことらしい。
以下、続く。まだ、続きが知りたいようでしたら、メールを頂きたいと思います。
もっとも、こちらから送る可能性が大きいですが・・・。
長々とすいません。これから面白くなりそうな話しですね。続きを知りたいけど、メールアドレスがわかんないよ〜(^^;。