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私はひょんなことから、アメリカ人と日本で知り合い結婚して、今はアメリカ北東部に住む主婦です。 こちらに来てから、やはり在米日本人のＨＰを読むのが楽しみになりまして、ブックマークしている、”North Carolina 何でも日記”を読んでいたら、”悪徳商法”ページにリンクが張られていたので、何の気無しにアクセスし、思わず夢中になって長時間かけて、あちこちのリンクに行ったりしながら読んでしまいました。”哲さんのページ”すごいですね。 夢中になってしまったのと、お便りを出さずにはいられないのには、２つ大きな理由があります。 一つ目は、私が夫と知り合ったきっかけです。それは私がある会社に興味を持ち、面接に行ったことから始まりました。その会社が何と、”ナビコネクション”で、夫は当時ナビの中にある”アメリカンプラザ”という英会話サロンの教師兼マネージャ（といってもその支店は外国人は夫一人でした）をしていました。ナビはよく地元の新聞に求人広告を出していて、募集職種は、”秘書””営業”等色々でしたから、私はやはり事務系の仕事を希望して面接でそれを言うと、”どんな職種でもまず初めは半年くらいはセールスから始めてもらいますから”とのことでした。まあそれでもいいかと思って、面接では一生懸命に自分をアピールしましたが、私は２０代後半だったので、ナビ側は私に興味を持てなかったようで、不合格でした。 面接の順序が最後だったので、面接までの間に、その時ヒマそうにしていた今の夫から話しかけられ、知り合いになって、しばらく後に付き合うようになりました。彼との会話の中で”ナビがどんなにいんちきなちゃらんぽらん会社で、私が合格しなかったのがどんなにラッキーなことだったか”がだんだん分かってきました。 ナビが常時求人広告を出していたのは、採用する人が皆１ヶ月くらいで辞めてしまうためで、辞める理由は、朝早くから夜中の２時とかまで働かされるからだったようです。誰が入っても、使い捨て感覚なのか、そういうこき使い方を改めないので、殆どの人はすぐに辞めていくため、常にどんどん若いセールスを雇っては、辞められていくようでした。辞める人もある日突然来なくなったり、というのが殆どだったようです。 商品も、もちろん皆さんご存じのようにバカ高くて、つまらない商品だったので、買っても使われてないようでした。夫はたまに来る英会話の生徒からそんなことを聞いたようです。会員になったら、夫の英会話サロンが使えるのに、生徒は皆空しくなってしまうのか、ナビに来るのが単にもう嫌なのか、殆ど誰も来ず、夫はいつも暇そうで、職場でビデオばかり見ていました。夫は、私に”採用されなくて良かったね”と言い続け、自分の会社がどんなに空しい会社であるのか私によく話していました。 そしてナビは、”英会話教育は廃止していく”という路線を打ち出し、徐々に各地のアメリカ人教師達に辞めていってほしいと希望したようで、夫が好きな時間に事務所に出入りできるように持っていたカードキーも取り上げ、小口現金の管理権もも彼から取り上げ、超無能な彼の秘書にさせるようになりました。その秘書は、毎日”お腹痛い”とか嘘ばかり行って、何時間も遅刻してくるちゃらんぼらん人間で、一言も英語を喋らないのにアメリカ人の秘書をしていました。そういういい加減なスタッフには超甘いのに、夫に対して、急に冷たくなった会社に彼も居づらくなって辞めてしまいました。私は直接ナビと関わらなくて済んで、とてもラッキーだったと思いますが、ナビに対しては、とにかくいい加減な会社というイメージだけが残りました。 話は変わり、２番目の理由はアムウェイです。日本にいた時に、従姉がアムウェイをしばらくやっていて、母が彼女からバカ高い鍋セットや洗剤を買っていたのを覚えています。母は、文句をいっていましたが、親戚からの依頼とあれば断れず、しぶしぶ買ったようです。従姉は、その他にもエイボン等もやってましたが、エイボンの化粧品は安価なので、長期間続いてましたが、アムウェイは親戚に買わせたらもう他に売りつける先もなくなったようで、すぐに辞めてしまいました。 アムウェイのことはそれで完全に忘れていましたが、こちらに引っ越してきて、昔の同級生がやはり国際結婚をして近くに住んでいるのが分かったのですが、彼女が、熱心な”アムウェイ教”の信者なのです。彼女から電話がかかってくるときは１００％、”アムウェイのミーティングに参加して、素晴らしい話を聞いて、ビジネスの仲間になってほしい”という依頼なのです。もう５〜６回頼まれたでしょうか？夫も日本にいた時に、英語の堪能な日本人の友人から、ミーティングに誘われ、何も知らないで行って、”まるで宗教だ”とうんざりして帰ってきたそうなので、当然彼も反対する訳で、彼女には毎回”用事があっていけない”と言っています。これだけ何度も断ったら、もう”参加したくない”と言うメッセージを受け取って良い筈なのに、彼女は完全に洗脳されているようで、それでもまた頼んでくるので、次回ははっきりと”やる気がない”と言おうと思っています。（ほんとはとてもいい人なんですけどね．．．） えー、大変長いメッセージになってしまい、ごめんなさい。ここまで読んで下さったことを感謝します。取りあえず、ナビの内部の外国人もナビのいい加減さを分かっていたこと、そしてアムウェイが本場？アメリカでもビジネスの名を借りた宗教であるらしいことをレポートしてみました。 |
アメリカから手紙が来ました(^^)。色んな方面で恨みを買ってるんですね(^^;。
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