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過去の「今週のお言葉」

解説

アルカリ性食品

執筆中

ちなみに、アルカリと言うのはアラビア語です。英語に直すと、「アル=the」「カリ=ash(灰)」となります。100円ショップ・ダイソー風に言うと、「THE 灰」です。同様に、「アラー=アル・ラー=THE 神」です。

使用例:

「インスタント食品や肉類の取りすぎで、現代人の体は酸性に傾きがちです。また、筋肉が疲労しても、体は酸性になっていきます。このアルカリイオン水生成器を取り付ければ、体質を体の中から改善していくことが出来ます。疲労も、効果的に回復します。アルカリイオン水は厚生省も認めた商品です。アトピーが治ったとか、肌がすべすべになったという体験談も、多数報告されています」

過去のお言葉集

言い切れるんですか?

将来への不安を煽り、自信を揺らがせるための言葉。

人間は、自分の将来すら、ほとんど予測することが出来ません。事件、事故、心変わり、後悔。たとえ今の気持ちに自信があっても、未来永劫、そう思い続けるかどうかは分からないものです。そう言った「絶対性への不安」を揺さ振り、「現在の自分」から目をそらさせるのが、一流のセールスマンです。現在お金が無くても、将来への備えで60回ローン。必要になった時に、すぐに手に入れられるとは限らないからクレジット契約。必要になるとも限らないのに、「今だけ」と言う言葉に、人は弱いものです。

かく言う私も、「将来読み返すかも」と言う文庫本や、「いつか必要になるかも」と言う雑誌類が、本棚に並んでおります(笑)。オンデマンド方式(必要になったら用意すると言う方式)で行くのが、余計な荷物を増やさないコツかもしれません。ただし、オンデマンドと言うと聞こえは良いですが、日本語に直して「泥縄」と言うと批判の対象になりやすいので注意が必要です。

使用例:

「う〜ん。これは、私には必要無いなあ」

「どうして必要無いと言いきれるんですか?そう言った近視眼的な考えに陥り、みんな失敗していくんですよ。」

理解

「論理の破綻には、目をつぶってください」と言うことの、日本的婉曲表現

議論は、あくまでも「論理的に」行うべきものです。しかし、ほとんどの悪徳商法は、そのものに論理矛盾を抱えているため、どこかで破綻します。その時の最後の手段が、徹底的に相手の「理解」を求めると言うものです。

例えば、リゾート会員権やスポーツクラブの素晴らしさを延々と説明した挙げ句、出てくるのは「パソコンの購入」や「ダイアモンドの購入」についての契約書。「会員サービスが素晴らしいので、パソコンを買ってください」・・・?。契約は、あくまでも「モノ」の購入なので、必ずしも期待した「サービス」が受けられるとは限りません。オマケに釣られて買っては、本末転倒です。ここで出てくるのが、「理解(購入)するまで、サービスの説明を繰り返す」と言う技です。よく、長時間に渡る勧誘で、何を話しているのか不思議に思うかも知れませんが、何度も堂々巡りを繰り返しているわけです。また、何かを建てる時に、「地元の方の、ご理解とご協力を求める」と言う使われ方をしたりもします。

日本人は、「なあなあで通じ合うこと」を美徳としていますが、もっと論理的思考について、理解する必要があります。

使用例:

「ネットワークビジネスは、儲かるとは限りませんよね?」

「まだ、このシステムの素晴らしさを理解されてないようですね。それでは、もう一度、創業者の理念からお話します。」(注:儲かるかどうかが観点なのに、理念への理解にすりかえている)

絵のある生活

日々の苦しみを、絵を見ることで紛らわそうと努力する生活のこと。

絵画商法では、シルクスクリーンと言う方法で描かれた絵を、50万円〜数百万円と言う値段で販売します。シルクスクリーンと言うのは、簡単に言うと「版画」のことで、全く同じ絵が数百枚作られます。セールスマンの談によると、「限定数を設定して作成されるので、希少価値がある」とのことですが、そのような絵は、せいぜいナンバーが一桁のものだけです。だから、数十万円で買っても、その価値は数万円でしかありません。「値上がりが期待できる」なんて、夢のまた夢、竹久夢二って感じです。

多くの人は「心だけでも豊かに」と幻想を抱き、現実的なローンに追われて心がすさんで行くばかりです。まさに、「働けど働けど、我が暮らし楽にならず、じっと絵を見る」です。また、絵画商法のいくつかは、統一協会とのつながりも噂されています。普通の人は、教会に飾ってある「ルーベンスの絵」に憧れるだけにしておくか、美術館に通って絵の何たるかが分かってきてから買いましょう(^^)。

使用例:

「本当に良い絵は、かたわらに置いておくだけでも、心を豊かにしてくれます。本物に触れ続けることは、本物を見極める力、そして本物の精神を得る、最も近道であるはずです。そう言った、絵のある生活をしてみたいとは、思いませんか?」

でも、、、

否定情報を、2重否定で肯定に持っていく接続詞。2重否定を行うことで、肯定がより強調される作用もある。

優秀なセールスマンは、お客様の言葉(否定的な突っ込み)にいきなり反論することはありません。まずは、肯定(yes)し、逆接の接続詞(but)の後に自分に都合の良いセールストークをちりばめます。これは、「YES/BUT法」または「応酬話法」と呼ばれ、営業の究極奥義の一つとされています。つまり、自分の体を空にし、相手の技の流れに逆らわずに受け流す事で、「無想転生」の使い手となれるのです(意味不明)。

この奥義を身につけたセールスマンを倒すのは、かなり難しいと言わざるを得ません。何しろ、相手はこじつけでも何でも否定(but)しさえすれば良いのですから。断る側としては、いつまでも断り文句を列挙し続けるのにも限界があります。真綿で首を絞められるように、徐々に断る理由が無くなっていき、最後には契約をする羽目になってしまいます。この際、開き直って「応酬話法が上手いですね。でも、やりこめようとする態度が気に入らないので、意地でも契約しません」と、感情論に持っていくのも良いかも知れません。

使用例:

「この布団は私には高すぎます。」

「確かに、普通の布団に比べると高いです。でも、健康は金額ではありません。この値段で健康になれるのなら、安いものです。考えてもみて下さい。布団に寝ない日がありますか?毎日6時間、人生の4分の1以上を過ごす大事な物なのです。単純に使用時間で割ってみても、毎日のお食事代よりも安いことが分かるはずです。」

汚い足

「足裏診断」を行うと、必ず言われる言葉。

足裏診断は、宗教が行う占いの一種です。相談者の足の裏を見ることで、人生や先祖についての判断を行い、悩み・運命の好転を目指すと言うものです。しかし、足裏診断の結果は事前調査やアンケートによって調べられており、要はインチキです。しかも、「足裏診断士養成マニュアル」と言うものまであり、それには「足裏を見てまず第1声でびっくりさせる」と書かれています。その不安・恐怖をあおる第1声が「汚い足ですね!」「相当血液を汚してきたね!」「このままだとガンになるよ」と言う言葉なわけです。

使用例:

「これは、今までに見たことも無いほど汚い足ですね!相当、欲深い生活をしてきたと見える。このままでは、ノイローゼになるか胃潰瘍、間違いないね。でも心配しなさんな。たまたま良いセミナーを知ってるので、それに参加すれば何とかなるかも知れない。逆に、それ以外で救われる方法はちょっと思いつかないね。サラ金から借りてでも参加しなさい。」

目で見て確かめて

素人では見抜けない「トリック」「手品」を使いますよ、と言う自信の現れ。

果たして実際生で見たからと言って、デヴィッド・カッパーフィールドやMr.マリック、ユリゲラーなどの一流の奇術師のトリックが見抜けるでしょうか?また、見抜けないからと言って、「超能力が実在する」事の証明にはなりません。まあ、手品師なら害は無いでしょう。「これは手品です」と言う了解の上で実演しますから。しかし、一流の詐欺師は「これは手品では有りません」と言って手品を見せます。

思考停止の暗路にはまらないためにも「自分の目で見て、考える事」は大切です。しかし、それはまず「内容ではなく、そういう勧誘をしてきた」と言う事実に対して向けるべきものです。

使用例:

「この水は、霊験あらたかな高野山のわき水を汲んできたものです。毎日かかさず飲むことで、今まで感じたことの無いような活力がみなぎり、病気も掛かりにくくなります。私などは、30年つきあってきた神経痛が治りました。また、この水で洗濯することにより、洗剤がいつもの半分で済むようになります。それらの効果は、実際目の前で起こることですから、ごまかしようのない事実です。今度は、あなたの目で見て確かめて下さい。」

正しいやり方

失敗した原因を「あなたが正しいやり方をしなかったからだ」とするための、あらかじめの言い訳。

この思想を理解した人は、成功するまで「根性、根性、ど根性」で突っ走しらなければならなくなる。なぜなら、成功しなかった時は「正しくない」つまり、「あなたが、すべて悪いのよ」であり、全人格の否定になってしまうからである。キリスト教とかだと「完全無欠の正しい人間なんていないので、あきらめましょう」となる所だが、マルチ商法やカルト宗教では心安らぐ暇も無い。多分、予備校とかでも使われてると思います(笑)。

この言葉の数学的トリックが見抜けないような「純粋」な人にとっては、強力なアジテーションとなるので多用するべし。完璧に責任転嫁出来ます。

使用例:

「このシステムで成功しない人も多いようですが、それはやり方が悪いのです。私が徹底的に正しいやり方を伝授しますので、その通りにやれば必ず成功します。」

「あなたの方法でやった人でも、失敗した人が多いようですが」

「それは、途中で挫折して正しいやり方を全うしなかったからです。現に、私はこのやり方で大成功を収めています。あなたの目の前に成功者がいると言う現実すら、否定するのですか?」

なかなか理解してもらえない

難しい事・支離滅裂な事を言って煙に巻きますよ、と言う事の婉曲的表現。

勧誘の際、「頭の悪い人には素晴らしさは分らない」と言うプレッシャーを掛けるために、ハーバード大学やら国連やらノーベル賞やら株式取引やらの「権威」を持ち出して説明する事が良くあります。要は「裸の王様」理論です。議論と言うのは、主張する側に「分らせる義務」があります。「分ろうとする気が無い」とか言う言葉は、「私の言っている事は、ウソなので突っ込まないで下さい」と言う言葉と表裏一体です。

純粋な子供心で「見えない物は、見えない」と言える素直さを持つ人には通用しません。分ってもらえないかも知れませんが、これが「無知の知」です。

使用例:

「このシステムで儲ける事は、常識的に考えて不可能な気がするのですが」

「それは、このシステムを分ろうとしてないからです。頭がカチカチな人には、なかなか理解してもらえないのですが、偏見を捨てて良く考えてみてください。かく言う私も、これを理解するのに数ヶ月かかりました。東大教授でも理解するのに数日はかかるでしょう。でも、○○さんは、これだけの説明でかなりの部分を分ってらっしゃるようです。○○さんは、頭が良いのですから、後一息です!」

一生の権利

サービス・サポートを受ける権利、と思いきや、購入物を所有する権利の事。

アポイントセールスの特徴は、パソコンや宝石などの具体的なモノと、会員サービスのセット販売である。「旅行に安く行ける」「高級なパーティーで人脈が出来る」「独自の情報が手に入る」などと、サービスの説明を散々した挙げ句に買わされるのが、パソコンや宝石などのモノである。つまり、「モノさえ売れれば、後は知らん」であり、一生受けたくなるサービスがある事など、まれ。しかし、契約書はモノの購入だから、金は返さないよって感じ。

使用例:

「重ね重ね申し上げますが、決してモノを購入するのではありません。そういう一度きりの付き合いではなく、これからもずっと良い関係を築きたいと思っているのです。言ってみれば、そう、一生の権利を買うのと同じです。ちょっと高いかも知れませんが、これだけを購入すれば、一生このサービスを受ける権利を得るのですから、非常にお得です。」

考え方次第

「NO」って言うのは考え方が間違ってる、と言う無言の圧力。

セールス等で、散々利点を述べた後、自分から YES と言わせるためのテクニック。もちろん、NOと言いにくい様に場を誘導していくのが有能なセールスマンの条件。類義語に「価値観次第」と言う言葉も有る。「考え方・価値観次第」と投げかけられて、「僕の考えでは、これは必要ありません」と答えようものなら、「なぜですか?」攻撃や「まだ良く理解されてないようです」攻撃が有るのは言うまでもない。つまり、「NO=はじめに戻る」であり、嫌になって契約してでも早くその場から離れたいと言う心理状態にさせるのが、一流のプロ。

使用例:

「これだけ、素晴らしいサービスと言うのは他にありません。ここにサインをして、人生のステップアップを行えるかどうか、○○さんの考え方次第です。」

メール下さい

サイドビジネス系掲示板での流行語大賞。

「怪しい商売なので不特定多数の人に教えると、ボロが出る」と言う事の言い換え。また、メールを送らせた事により「説明会に参加して欲しい」などの要求を、心理的に許容しやすくする目的がある(→一貫性の原理)。

使用例:

「勘の良い方だけに資料急送!住所と氏名を書いてメール下さい。」

一貫性の原理(フット・イン・ザ・ドア・テクニック)

簡単な要求を承諾した後は、難しい要求も承諾しやすくなる事。

例えば、キャッチ・セールスなどで「誘われてついて行く」行為自体は自分の意志である。その事が、その後の行為に対する制約となってしまい、購入までしてしまう確率が高い。これは、心理学的には「認知的不協和」の一種として説明できる。

「ドアを開けてさえくれれば、買ってもらえる」と言う、セールスマンの経験則の別名。

使用例:

「わざわざ、ここまで来て、話しを聞いてくれたと言う事は、興味があると言う事でしょ?本当は心の奥で、すごくやりたいと思っていると言う事。優柔不断なままでは、一生出来ないよ。今、決めちゃいなさい。」

就職

学生に高額なローンを組ませるための決め言葉。

未知の領域への不安を煽り、不可知論へ導くための常套手段。副作用として、ローンを返すための過酷なバイト先や被害者の集まりで人脈が出来る。

使用例:

「何も対策して無いの?それじゃ駄目だなあ。みんなこれくらいの事はやってるよ。社会人と言うのは君が思うほど甘くはないんだから。さあ、この情報サービスで後れを取り戻し、差をつけよう!」

お話は当人でないと

クーリングオフの期限8日間を浪費させるための言い訳。

契約成立後にかかってくる電話は都合の悪い事と相場が決まっているので、そう簡単には取り次いだりしない。病気だ出張だと言ってのらりくらりと引き伸ばされる。だから、契約解除は書面で行わないと駄目。

使用例:

「○○ですか。えーと、今日は営業に回っておりまして連絡が取れません。恐れ入りますが、明日の午後にでももう一度ご連絡下さい。契約解除ですか?システム上、担当本人でないと分からないので...」

営業所

クーリングオフが効かなくなったり、手だれの営業マンに囲まれたりする所。

営業所で契約した場合、訪問販売法が適用されないためクーリングオフが出来ない(キャッチセールスの時は出来る)。それを利用するためにアポイントセールス等で使われる事が多いセリフ。また、数人の営業マンに囲まれ無事に帰ってこれる人は少ない。

「行きはよいよい、帰りは恐い」ので十分注意。

使用例:

「すぐそこに事務所があるから寄ってかない?ちょっとしたプレゼントなんかも用意してあるし。お茶だけでも...。買わなくても良いから、詳しい説明だけ聞いていってよ。何事も知っておいて損と言う事はないから。」

推薦

取り止めの無い会話の中で例えば「もし万が一火事があった時に、消火器があると便利ですよね」「まあ、そうでしょうね」と言うような会話をしたと言う事。かたり商法の一つの手口。

普通、推薦と言えば「これをぜひお勧めします」と言う感じだが、拡大解釈され、否定しなければ推薦したとみなされる。予の中にはびこる「推薦」はたいていこれ。ひどいものになると、本を書いて「推薦していただけない時は返事を下さい」というFAXを送り、返事が無ければ「絶賛」した事になる例がある。

使用例:

「この絵本は、○×児童協会の推薦を受けて販売しているものです」


もう親に相談する歳でもないでしょう

アポイントセールスやキャッチセールス等での決めの言葉の一つ。
自立心をくすぐり、とにかくその場でハンコを押させるために使う。

使用例:

「良いサービスは分かるのですが、金額が金額ですし、まだ学生なので親に相談してみないと」

「あら、おかしい。もう立派な大人なのですから、親に相談する歳でもないでしょう。」

666

獣の数字と呼ばれ、西洋では縁起の悪い数字らしい。
映画「オーメン」で一躍有名になりました。
666の3倍だからと言って何かあると言う事ではないのですが、まあ、毎年の様に繰り返される世紀末な話題にはなるでしょう。
他にも、18=6+6+6 とかあります。

アルバイト

アルバイトなのに、まず機材を買わせたりする所は、まず内職商法と思って間違いありません。最近は、インターネットとかSOHOと言う言葉でやっているようです。
手口としては、まず何10万もする機械を買わせ、打ち込みなどの仕事を与えます。そして、仕事が終わると、間違いがあっただのいちゃもんをつけてタダ同然で買い取ります。しばらくすると、仕事もくれなくなります。

使用例:

「主婦でも出来るSOHO。月50万円も可能!」

「未経験の人歓迎。少しの時間で、月7万円から。」

SOHO

Small Office Home Office の略。Midium Office をつけて、MOSOHO と呼ばれる事もある。
ニューヨークの近くの文化の発信地 SOHO地区をもじってつけられた。
本当は、個人のコンピューターのエキスパートをネットで有機的に結び付けた、新しい事業形態のはずだが、最近は、ワープロの打ち込みの言い換えに過ぎなくなってきている。
本当は、システム管理者のようなエキスパートがやるようなものであって、素人が簡単に出来るようなものではない。ベンチャービジネスの新しい形。

当選

なぜか、20歳を過ぎた数年間だけに集中して訪れる、身に覚えの無い幸運の事。
「住所を教えるので賞品を送ってくれ」と言っても、必ずどこかビルの一室まで取りに来るよう呼び出される。たいていは電話なので漢字が分からないが、実は賞品ではなく、高額な商品である事が多い。何かもらえたとしても、その後、学習教材や情報サービス等のセールスが待っている。
このページのプレゼントに当選しても、呼び出される事は無い...と思います(^^;。

使用例:

「おめでとうございます。当社の20周年記念で、あなた様にハワイ旅行が当選いたしました。その受け渡し手続きのため、お手数ですが、当社までお越しください。水曜と金曜のどちらが都合がよろしいですか?」

いい話

金儲けの話の事。
たいていは、一方的に儲かると言う事はなく、話をした本人にも分け前が入るようになっている。
なぜか、久しぶりに会った友人などに、持ち掛けられる事が多い。

使用例:

「久しぶりだね。元氣だった?ところで、いい話があるんだけど、聞いてくれない?」
「もしかして、ア○ウェイ?」

悪徳商法診断士

もちろん、そんな資格はありませんし、国家資格になる予定もありません(^^;。
良くある、資格商法の手口です。
なんだか良く分からないけど「○○診断士」「××管理士」と言うのが良く使われる。

使用例:

「貴殿の上司の推薦を受けてお電話させていただきました。現在請願中で、もうすぐ国家資格になる『悪徳商法診断士』のお知らせです。最初に資格者の数をそろえるため、審査会で選考させていただいた5000人の方に通信講座を受けていただいております。以前、資料をお送りしたのですが、ご覧になっていただけたでしょうか?まだ、申し込まれていないのは、貴殿だけですので、締め切りも迫っておりますし、お電話をさせていただきました。」

ミニマックス法

「相手は、自分にとって最も嫌な戦略を取る」と言う仮定のもと、最善の戦略を探す方法。
あらゆる勝負・戦略アルゴリズムの基本。

アルゴリズム

人間の考え方を、コンピューターで計算できるように翻訳したもの。
これが無いと、コンピューターは動かない。

コンピューター

人間の数倍のスピードで計算することの出来る機械。
能力は、CPUに依存する。

CPU

Central Processing Unit(中央処理装置)の略。決して、ComPUter の略ではない。
コンピューターの脳にあたる。

水掛け論

主に、都合の悪いことを逃れるために、言う言葉。
こう言われないためにも、念書などの文章で残しておくことが大事。

使用例:

「たしか、電話では、絶対儲けさせる、と言ったじゃないか。」
「言ってませんよ。」
「そんな、馬鹿な!」
「そんなの、水掛け論ですから。それより....。」

念書

「確かに約束した」と言うことを示すための、紙。
日付、相手を特定する情報(名前・住所)が大事。
法的効力が無い場合もあるので、注意が必要。

使用例:

「とりあえず一筆「念書」書いてんか?別に、どうこうしようってわけやないけど、あんさんの「誠意」を紙に残しときたいんで、形だけのもんです。」

ダカーポ

普通の日本人による、普通の日本人のための雑誌。
平均的日本人のデーターが、抜群の編集能力によってところ狭しと並んでいる。
コンビニ等で、購入できる。

タキオン

光より速いスピードを持つことが出来ると言われている「超光速粒子」。
ただし、光速以下になることも無い。
まだ、見つかってもいないし、本当に存在するのかどうかすら謎。
当然、何かに封じ込めることも出来ない。超科学のキーワードの一つ。

使用例:

「この水晶には、タキオンパワーが封じ込められているので、持っているだけで、恋人が出来たり、ガンが治ります。」

水晶

ポジティブシンキングのための補助アイテム。
プラシーボ効果のため、高価なほどまた、キーワードが沢山ついてるほど良いものとされる。

使用例:

「香港の大物華僑リー・チェイウェイが戦争中に福建省櫓山中にて偶然発見した、黒紫水晶。その正確な6角形の輝きは、超粒子ニュートリノの輝きです。そのエネルギーは虚数のため、おなじ虚数エネルギーである生命エネルギーと共振し、絶大な成功パワーを生み出します。リー・チェイウェイは、この水晶を肌身離さず持つことで、金・女・運を自在にあやつる能力を身につけたと言う伝説があります。」