音楽監督・指揮、演出


珠川 秀夫(たまがわひでお)音楽監督・指揮

東京音楽大学指揮科に学び、三石精一、河地良智、前田幸市郎、松本紀久雄の各氏に師事。在学中より東京室内歌劇場、ステファーノオペラ劇場などの副指揮、合唱指揮を努める。卒業後ドイツに留学。ミュンヘン音楽大学及びコンセルヴァトリウムにて、ヘルマン・ミヒャエル、ハンス・フェルディーグルの両氏に師事すると共に、セルジュ・チェリビダッケ氏に学び、卒業後同氏のもと、マインツ大学にて音楽現象学、指揮法を専攻するほか、ミュンヘンフィル、シュトゥットゥガルト放送交響楽団などで研鑽を積む。在独中は主にドイツ、オーストリア、スイスにてオーケストラ、オペラ、合唱指揮者として活躍する。帰国後は各地のオーケストラ指揮活動を中心に、アマチュアオーケストラや吹奏楽団、合唱団の指導や講習会の講師としても招かれている。近年はオペラやオペレッタにも意欲的に取り組み「フィガロの結婚」「劇場支配人」「椿姫」「こうもり」「カルメン」など数多くの作品を指揮。また昨年7月には、1938年以来61年ぶりの再演となる、永井荷風:脚本、菅原明朗:作曲による歌劇「葛飾情話」を荒川区民交響楽団と共に復活公演させて話題を呼ぶ。また97年4月、新宿コマ劇場に於る「アニーよ銃を取れ」、98年8月〜99年8月「オズの魔法使い」他でも指揮をとるなどミュージカルの分野でも活躍中。東京都杉並区出身。

友澤 晃一(ともざわこういち) 演出

1961年、東京生まれ。倉本聰主宰「富良野塾」第一期生。倉本聰作・演出の舞台「昨日悲別で」(博品館劇場)、役所広司主演の舞台「ベント」(パルコ劇場)に出演後、第二回青山円形劇場脚本コンクールに入選する。その後、ミュージカル「ダンスマン」(博品館劇場)を作・演出し、永井愛主宰二兎社の「カズオ」(博品館劇場)や、後藤早知子振付け・演出の創作バレエ「ZEAMI」などに参加して、舞台作品に触れながら主にテレビドラマを書き続ける。主な舞台作品としてミュージカル「マーガレット戦争」(南青山少女歌劇団)、アルフィーの高見沢俊彦音楽プロデュース「聖歌物語」(日本青年館)、映画音楽家の梅林茂の第一回演出作品「蠅」、ミュージカル「サクラ大戦」(アートスフィア)などを執筆。また、ミュージカル音楽家の玉麻尚一と組んだT2プロジェクトで「LETTER」(シアタートップス)などを作・演出する。主なテレビ作品は「アリよさらば」「家族A」「ハロー張りネズミ」(TBS)「あなたにあいたくて」「将太の寿司」「意地悪ばあさん」(CX)「お嬢様は名探偵」(NHK)「万引きウォッチャー」(ABC)など。

なるほど。