もうひとつは、感情を伴うことなんです。「あっ!そうだったのか!」「やった!うれしい!」とか
思わず発してしまった時の出来事は良く覚えているものです。


感情は、『海馬』のすぐ近くの『扁桃体』という場所を刺激すれば生まれるそうですが、
その時もLTPが発生しているのです。


なんだか「おばあちゃんの知恵袋」のような気もしますが、そのことが科学的に証明されたの
ですから、勉強に積極的に取り入れたほうが効率的です。


さらに、「満腹時」よりも「空腹時」の時の方が、記憶力が増します。


これは生命の「危機感」を利用したものですが、
「このままだったらダメだ!何とかしなくちゃ!」「今入れようとしている情報は、生命維持の為にどうしても必要なんだ」と判断し、記憶力を高めてくれるのでしょう。
側頭葉から来た情報は、約1ヶ月ほど海馬に留まっています。
しかし、何もしないでいると次のようにどんどん忘れていってしまいます。
 脳波 : 脳から発生する電気変化  1秒間の振動数により、次のように分けられています

 γ(ガンマー)波 30Hz以上  β(ベータ)波 13〜30Hz  α(アルファ)波 8〜13Hz
 θ(シータ)波 4〜8Hz  δ(デルタ)波 0.4〜4Hz

 脳波が10Hzよりも低い時は、体内が活性化され血液もアルカリ性になり、体が蘇生化されるそうです。
4時間後に覚えた約半分が消えていってしまいます。


ところが1ヶ月以内に復習すると、記憶力が増強します。

(エビングハウスの忘却曲線)

効率のよい勉強方法2 →
← 記憶について
効率のよい勉強方法
英語教材・絵本・物語・ビデオ、幼児・小学生・中学生・高校教材、家庭学習のハピネス スクール
     中学生の部屋       高校生の部屋
勉強において、大切なのは「復習」のようです。しかも1ヶ月以内に。

すぐに消え去るように思える私の記憶も、実は思い出せないだけで、情報としては
『海馬』に約1ヶ月ほどは留まっているようです。


留まっている間に、何度も何度も「これは大事なことなんだ!」と『海馬』に言い聞かせる
必要があるのです。それが「復習」です。そうすると、海馬から情報が整理されて、
側頭葉に移動し定着します。



また、復習の効果は同じ対象に対してのみ有効ですので、何度も参考書を取り替えるよりは、同じ参考書を何回も繰り返す方が効果的です。



ところが、もう少し楽な?方法があるのです。

復習回数を減らしても同じ効果が現れる方法です。


それはθ
(シータ)波という脳波を出すことなんです。


それでは、一体どうすればθ波がでるのでしょうか。


それは、新しい物に出会ったり、初めての場所に行ったりして、興味をもって探索している時には意識して出そうとしなくてもθ波が出ます。


そして、このときLTPが発生し、簡単に覚えられます。

そうです、LTPを発生させる1つの方法は「興味を持つ」事なんです。


「何をするんだろう?」「どうしてこうするのだろう?」と興味をもって課題に取り組むと、
簡単に覚えられるということです。



自分の「好きなこと」や「興味のあること」は「簡単に覚えられてしまった」という経験は
皆さんにもあると思います。その時には、LTPが発生していたのですね。