私は以前、教材関係の仕事をしながら、夜子供たち(主に中高生)を教えておりました。

その当時の生徒で今でも印象に残っている生徒がいます。仮にM君としておきます。
M君は3人兄弟の長男で私の教えている事務所の近くのマンションに住んでいました。

M君が私の元にやってきたのは、中学2年の3学期頃です。



まず、現在の成績を聞きますと、ほとんどの科目が20〜50点以内に見事におさまり、
英語に関しましては、Be動詞の使い方 Iの時にはam ・Youの時にはareを使うことさえ
知りません。

当然雰囲気は少し暗っぽく、私から見ても大丈夫かなって言う感じでした。



私 「勉強が面白くないの?」
M 「やろうと思うんだけれど、わからない」
私 「お母さんには、勉強しろ、勉強しろってよく言われるの?」

M 「言われた事がない」
私 「だったら、自分が何とかしなくちゃいけないと思ってここへ来たんだね。」
M 「ハイ」
自信のなさそうな、小さな声で答えていました。


     

個人教授をした方がいいとは思ったのですが、他の曜日も詰まっていましたので、
何とかなるのじゃないかと思い、当時3人いた中学2年生と一緒に教えることにしました。


授業は3時間行っていたのですが、M君の眼光には鋭いものがありました。

大事な基礎とポイントを私が説明して、後は生徒自身で問題を解き、できる喜びを与えることを
主眼にしていましたので、私が話している時間は、1時間ぐらいでしたが。


そして、早く問題が解けた生徒には、わからない生徒に説明をさせるようにしていました。

人数が少ないから出来たのかもしれませんが、最初M君は教えてもらう側ばかりに回っていま
したが、徐々に、教える側に回っていくようになりました。


その頃からです、M君の成績がメキメキ上昇しだしたのは。
中3の2学期の英語の期末テストでは90点近くとり、嬉しそうに持ってきたのを覚えています。


他の教科もそれにつれて出来るようになり、暗っぽいM君から明るいM君に変身していきました。
(私が教えられる教科は何でも教えていましたが、主に数学・英語が中心でした。)


1・2年の調査書の点数が悪いから、M君の希望の高校は無理だと学校の先生には言われた
そうですが、すべり止めも受験することなく、希望高校に合格しました。


高校に入ってからも1人が抜けて、3人で勉強をしていましたが、M君は希望の大学に進学して
いきました。


前置きが長くなりましたが、つぎは「やる気」についてです。
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