元・スウェーデン王立バレエのプリンシパルダンサー、ペール・イスベリーが生み出した「くるみ割り人形」は一味違う。
ホフマンの原作にスウェーデンの児童作家・ベスコフの「ペッテルとロッタのクリスマス」を折りこんだストーリー展開に、プティパの趣を残した独自の振付。
2幕のねずみはしっぽを振り振り赤いトウシューズで踊る姿に釘付けになってしまう。ヤギ型のくるみ割り人形、クラッカー…。
次々と押し寄せるオリジナリティーの波につい酔ってしまいます。
● スウェーデン・ロイヤル・バレエ
(The Royal Swedish Ballet)
劇場王と呼ばれたグスタフ3世により1773年に設立。パリ・オペラ座バレエ、デンマーク・ロイヤル・バレエ、マリインスキー劇場に次ぐ、世界で4番目に古いバレエ団。
19世紀には「ラ・シルフィード」の振付者、フィリッポ・タリオーニや、ブルノンヴィルバレエの生みの親、オーギュスト・ブルノンヴィルもゲストとして踊っていました。
バレエ団が決定的な発展を遂げたのは1950年代。
チューダーとスキーピングが芸術監督を務め、クラシックのレパートリー拡大に力を注ぎました。
現在では、バランシン、マクミラン、キリアン、エック等多彩なレパ−トリーを誇っています。
現芸術監督は本作品でジンジャークッキーを踊っているマドレーヌ・オンヌ。
● 配役
ブルーおじさんのお手伝いさん(MALIE LINDQVIST)
1971年スウェーデン生まれ。スウェーデン・ロイヤル・バレエ学校を経て、1988年、スウェーデン・ロイヤル・バレエ団に入団。1991年にソリスト、1993年にプリンシパルに昇格する。
レパートリーは「白鳥の湖」のオデット・オディール、「眠れる森の美女」のオーロラ姫等のクラシック物から、バランシン、キリアン、フォーサイスまで幅広い。ハンブルク、コペンハーゲン、アメリカ等にゲスト出演している。
炭焼き職人/王子(ANDERS NORDSTROM)
スウェーデン・ロイヤル・バレエ学校に学ぶ。1987年のニューヨーク国際バレエコンクールに参加し、1994年にはスウェーデン・ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとなる。
2002年には英国ロイヤルバレエ、バーミンガム・ロイヤル・バレエ、ノーザン・バレエ・シアター等、錚々たるイギリスのバレエ団のプリンシパルダンサーが一堂に会したデイム・ベリル・グレイの75歳を祝うガラ公演に名を連ねた。


( Act 1 )
クリスマスイブ。ペッテルとロッタはもみの木選びに精を出し、3人のおばさんもパーティー準備に追われている。いよいよパーティーの始まりだ。ロッタは炭焼き職人からヤギ型のくるみ割り人形をもらって大喜び。その様子を見つめる視線が一つ。ブルーおじさんのお手伝いさんは炭焼き職人が気になるらしい。パーティー後、ペッテルとロッタはツリーの傍で眠った。すると、ねずみの大群が侵入してきた!枕を武器に戦う2人の前に、強力な助っ人が現れる。くるみ割り人形だ。力を合わせて何とか難を逃れると、あら不思議。くるみ割り人形は王子になった!2人は、王子が手招きした雪の女王達が繰り広げる幻想の世界に、ツリーの隙間から眺めていた。
( Act 2 )
今度は周りのものが踊り出した。ツリーに飾ってあったジンジャークッキー、ペパーミントロック、クラッカ−、スノーマンに睡眠中の3人のおばさんだ。ねずみを踊らせていたペッテルは、いつの間にかねずみに踊らされている。窓から入ってきた花の精も軽やかなダンスを見せた。それから2人は、素敵なレディに変身したブルーおじさんのお手伝いさんと王子の手を取って、縁結びのお手伝い。ペッテルとロッタは憧れの大人の世界を垣間見た気分だった。気がつくと、2人は現実の世界に戻っていた。妖精たちと踊っていた筈なのに…。馬車に揺られながら、ペッテルとロッタは顔を見合わせた。夢だったのだろうか?
2004年10月27日発売
DVD片面1層/COLOR/ステレオ/4:3/
93分/TDBT-0098
5,040 円(本体価格 4,800 円)
< 作品概要 >
< くるみ割り人形 >
申し訳ございません。
廃盤になりました。<(_ _)>