余分な体脂肪は
どうしたら減らせるの?
脂肪分解酵素「リパーゼ」と油滴を接触させよう!
脂肪細胞の細胞質の中には、核・ミトコンドリア・小胞体・油滴
などがあります。
大部分を油滴が占めているのですが、小胞体の膜にはめ込まれている「リパーゼ」という酵素が重要な働きをします。
リパーゼが脂肪を分解してくれるのです。
油滴には「カギ」がかけられている
その「カギ」を壊すには!!
油滴の表面はタンパク質と結合したリン脂質なのです。
リン脂質のままではリパーゼは自由に油滴と接触できません。何とかリン脂質の扉の「カギ」を壊して
リパーゼに入り込んでもらわなくては困ります。
その「カギ」を壊す役目をするのが、
ノルアドレナリン・アドレナリン・副腎皮質ホルモンなどのホルモンなのです。
では、ホルモンを出すためには!
中等度の全身運動を行うことが効果的です。
運動が刺激となって交感神経の末端からホルモンが出されます。
さて、ここからが本番です。
リパーゼの働きによって分解された脂肪は、脂肪酸を放出し、脂肪酸は血液の流れに乗って
筋肉に運ばれていきます。
筋肉(骨格筋)は2種類の繊維からできています。赤筋線維と白筋繊維です。
脂肪酸は主に赤筋線維に取り込まれます。
赤筋線維は白筋繊維よりも脂肪の蓄積量が圧倒的に多く、脂肪燃焼能力が高いのです。
また、大きな力は出すことはできませんが、長時間にわたって力を出し続けることができます。
赤筋繊維に取り込まれた脂肪酸は、ここで二酸化炭素と水に分解されます。
そして、この時発生するエネルギーが筋肉を動かしているのです。
(油滴から変化した脂肪がここで使われているのです。
ここで使われて初めて、取り出された油滴が小さくなったということなのです。) \(^O^)/
ところが、せっかく筋肉まで運ばれてきた脂肪酸も使用されることがないと、肝臓に運ばれ中性脂肪に合成され、再び脂肪組織へと戻っていってしまいます。(油滴になってしまうのですね。) (v_v)
赤筋繊維は背中や手足の深いところに多く
ゆっくりとした全身運動をするときに働く!!
(脂肪燃焼に効果的な運動)
●赤筋繊維はゆっくりとしか動けず、瞬間的な運動はできません。
●背骨の周りとか手足の深いところにある筋肉に多く存在している。
●赤筋繊維が脂肪を分解してエネルギーを出す時、大量の酸素を使う。
だから
★ 酸素を取り入れながら、ゆっくりと全身を動かす運動(有酸素運動)を
息苦しさを感じない程度の強さで、ゆったりと長時間行うことが必要です。
短いときで30分ぐらい、長い場合は2時間〜3時間行うのが良いです。
息苦しさを感じるのは、酸素が十分に足りていないからで、脂肪を燃焼させるのには不適当!