レベル1(平常)〜5(避難)に分け、それぞれの火山の状況や住民のとるべき行動、登山者への対応を一覧表にまとめた。
気象庁はこれまで、浅間山や阿蘇山、桜島など火山活動が活発な火山について活動度レベルをつけてきた。しかし、火山の活動度だけではどのような対策をとればいいのかわからず、避難行動に直結したレベル分けが求められていた。
レベルを判断する上で、避難までの時間的余裕がなく、生命への危険性が高い現象に重点を置く。(1)噴火から数十秒から数分で落下する噴石(2)高温の火山ガスと一団となって斜面を流れ下る火砕流(3)多量の雪氷が溶けて発生する融雪型火山泥流——が対象となる。
http://www.asahi.com/national/update/0331/TKY200703310251.html