NPB側は21日の代表者会議で「希望枠は来季から撤廃。今年は全球団が納得できる方式が決まらなければ現行方式を続ける」となった。次は4月2日に実行委員会がある。野崎委員長は「その前に、この前の結論で良かったのか、検討した方がいいのではないか、と各球団に聞こうと思っている」とも話した。宮本会長は即時撤廃を訴えていた。
フリーエージェント(FA)取得期間の短縮など制度改革を決めないうちの希望枠撤廃はできない、と主張する巨人の滝鼻オーナーは26日、ラジオ番組に出演。持論に変更はなかったが「今年の廃止だってありえる。開幕までに巨人の考え方を出したい」と、議論を早期に深めていく姿勢を示した。