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2006年10月04日(水) 17時14分

和歌山談合 「大林組」本店など家宅捜索毎日新聞

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和歌山トンネル談合事件で、大林組へ家宅捜索に入る大阪地検の係官=大阪市中央区で4日午前9時10分、大橋公一写す    和歌山県発注のトンネル工事を巡る談合事件で、大阪地検特捜部は4日、談合の疑いで大手ゼネコン「大林組」本店(大阪市中央区)などの家宅捜索に着手した。特捜部は今回の捜索を足掛かりに、同社を中心とする談合の全容解明を進めるとみられる。
 捜査対象となっている04年11月10日の入札は4件。このうち、同県田辺市のトンネル工事の入札では、数日前に大林組顧問が直接、準大手ゼネコンのハザマ大阪支店幹部に電話し、同社など3社によるJVがチャンピオン(落札予定業者)に決まったことを伝達。ハザマが他の参加JVの代表幹事社に根回しをし、予定価格の99%に当たる11億6550万円で落札した。また、大林組などのJVは同県かつらぎ町のトンネル改良工事を17億2000万円で落札。落札率は97.1%の高率だった。
 関係者によると、関西2府4県で発注される土木工事は、大林組の土木担当幹部が代々、工事の仕切り役を担当。ここ十数年は、大手や中堅ゼネコンの担当者約40人が月1回、大阪府内のゴルフ場に集まり、現在、仕切り役の大林組顧問を中心に「池田会」の名前で親ぼくを深めていた。【日野行介、田中龍士】
(毎日新聞) - 10月4日17時14分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061004-00000015-maip-soci