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2006年10月02日(月) 00時00分

不倫の細野直撃…「小沢」の名に顔ひきつらせZAKZAK

写真右=との不倫スキャンダルが炸裂(さくれつ)した民主党の細野豪志衆院議員(35)=同左。党執行部に政調会長代理の進退伺を提出した29日、夕刊フジは国会内で細野氏への直撃取材を敢行した。これまで政治家の説明責任の重要性を訴えてきた細野氏だが、「コメントの通り」「これ以上、申し上げることはない」と繰り返し、肝心な質問には一切、口をつぐんだ。その一部始終を報告する。

 29日午後1時過ぎ、安倍晋三首相(52)の所信表明演説が行われた衆院本会議場。報道陣の視線は、壇上に立つ戦後最年少の新首相とともに、議場中段に座った渦中の細野氏に集まっていた。

 他の議員は演説資料を見ていたが、細野氏の机上には何もなく、どこか所在なさげな様子。約40分後、本会議場から出てきた細野氏を直撃した。

 −−写真週刊誌「フライデー」に書かれたことは事実か?

 「コメントを出した通りです」

 −−不倫関係なのか?

 「コメントの通りです。あれ以外は答えられない」

 −−(細野氏とモナさんが)新幹線で(不倫)旅行に出掛けたとの話もあるが

 「お答えすることは、すべてコメントで答えている」

 ≪同誌は、2人が9月20日朝、JR品川駅から下りの新幹線に乗車したと報じている。細野氏は28日夕、わずか109字のコメントを出したが事実関係の説明はなし。記者を一瞥(いちべつ)もせず歩き続けた≫

 −−モナさんと新幹線に乗った際、(議員特権であるJRの)無料パスを使っていないか?

 「プライベートのことで(無料パスを)使うことはありません」

 ≪国会議員は公の仕事をするため、国民の税金からJR全線無料パスが支給されている。細野氏は29日朝も夕刊フジ編集部に『自分は公私を明確に分けている。パスは一切、使用していない。(天地)神明に誓って事実だ』とコメントしている≫

 −−使っていないことを証明するため、どこへ行き、何をしたのか答えるべきでは

 「コメントで答えているので。すいません、ちょっと…」

 −−支援者や有権者にはどう説明するのか

 「あの、もうすべてコメントで説明して、それ以上、申し上げることはありませんので」

 −−説明責任を果たしていない

 「ちょっとすみません」

 ≪細野氏は今年6月28日、自身のブログに『情報公開と説明責任は政治家にとって大切であるとの認識は変わりません』と記している。細野氏は無言で国会内の階段を上り始めた≫

 −−初めてモナさんに会ったのは、いつでどういう経緯か?

 「先ほど申し上げた通りです」

 −−奥様への説明は

 「……、何度も申し上げて恐縮ですが……」

 ≪細野氏には、地元・静岡で選挙区を守る4歳年下の妻と1人娘がいる。細野氏はやや口元を引きつらせた≫

 −−そういう(=コメントだけを配って済ませる)わけには、いかないのでは?

 「……」

 ≪細野氏は返答もせず、本館3階の民主党役員室へ。続いて、鳩山由紀夫幹事長が入室。約20分後、鳩山、細野両氏の順に出てきた≫

 鳩山氏は「お酒飲んでたんだよねぇ。事情を聴き厳重注意した。『ご迷惑をかけて申し訳ありません』と言っていた。党としての処分する予定はない。本人が決めることだ」と語った。

 再び、国会内を歩き出した細野氏を記者団が直撃した。

 −−小沢(一郎代表)さんには何と?

 「コメントの通りです。あの、この件に関してはこれで私としては説明したと思っています」

 ≪記者らが小沢氏の名前を出したとき、細野氏の顔がやや引きつった≫

 −−(モナさんとの)関係は終わったのか

 「コメントの通りです。あれがすべてです。もうご理解ください。ちゃんとお答えしました」

 −−(鳩山)幹事長には?

 「説明して厳重注意を受けました」

 ≪細野氏は国会裏の道路でタクシーを拾い、記者らを振り返ることなく去っていった≫

 平成14年、細野氏は与野党の議員有志とともに「新しい政治文化を創造する会」を立ち上げた。そのHPで会設立の趣旨に関し、「我々政治家1人1人が、言葉で語るのではなく、『信頼できる政治家』を目指し、実践することだと考えています」と訴えている。

 有権者はこれで細野氏を信頼できるだろうか。

ZAKZAK 2006/10/02

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_10/t2006100202.html