「ごめんなさい・・・」
昨日をもって、「Anti NAVI CONNECTION Web Site」は閉鎖となりました。それにより、日頃よりアクセスしていただいている皆さんには、大変ご迷惑をおかけしました。今回は、掲示板への書き込みという形を借りて、その経緯などをお話したいと思います。
実は、昨日、我が家に一本の電話がかかってきました。電話の主はNAVI CONNECTIONの社長。その内容は、これまでの私のNAVI
CONNECTIONへの行動に対し、法的措置を取る可能性があるというものでした。NAVI
CONNECTIONに対する未払金の問題もそうですし、ＨＰの存在が、名誉毀損にあたるということ、さらには、いくつかの画像データ（ロゴマーク）の無断使用が著作権侵害にあたるなど・・・。もちろん、そういうことはわかっていた筈でした。しかし、現実に、社長の口からそのような言葉を聞いたことで、自分のおかれた状況が、予想以上に困難であるということを認識したのです。
では、そのような状況下でＨＰを存続させることが、果たして良い事なのだろうか？非常に悩みました。確かに、自分がNAVI
CONNECTIONに対して筋を通しているなら、それも良いのかも知れないとの声もありますが、NAVI
CONNECTIONに対して未払金があったりする現状でＨＰを続けるということは、あまり褒められたものではありません。また、ＨＰの表現にしても、既に、自分の責任を棚上げして、全ての責任をNAVI
CONNECTIONに転嫁しているとのご指摘を多くの方からいただいております。 また、今、法的手段を行使されるということは、自分の今後の人生に悪影響しか与えないのではないか、という不安もあります。自分の「個」を守るが為の、保身的な行為だ、とお思いの方も多いと思います。確かにそうです。皆さんを煽るだけ煽って、最後には、「逃げる」のですから・・・。
確かに、NAVI CONNECTIONに対して不満をお持ちの方は少なからずいると思います。ですが、ＨＰを開設したことで、皆さんの不安を煽り過ぎたのではないか、と思います。
ネット上では、人は日常生活以上に、「攻撃的」で「開放的」になるという話を聞いたことがあります。まさに、自分のケースはそれに当てはまります。ＨＰ上で、自分の強い部分、弱い部分、理想的な部分、醜い部分などを一気にさらけ出してしまったということで、多くの方を巻き込んでしまいました。あまりに、感情的になり過ぎた状況下でＨＰを作ったが故に、最近、あらゆる部分で歪みが出ていたことは確かです。
この問題に関しては、各方面に多大なご迷惑をかけてしまい、大変、申し訳ありませんでした。そして、自分の身勝手な判断で、問題の幕引きを行なうということをお許しください。（非常に不本意に思われる方も多いでしょうが・・・。）
とはいえ、このＨＰのおかげで、多くの方々とのコミュニケーションをとることが出来ました。その点に関しては無駄ではなかったと思います。それでは、またいつか、どこかで、別の形で、お会いしましょう。
平成１０年３月２８日
「The Anti NAVI CONNECTION Web Site」
佐伯和宏
P.S.諸般の事情により、しばらくインターネットが出来ません。