この話は、実体験を元にして作成されていますが、間違いがあるかも知れません。
最初、アパートに「情報を手軽に手に入れられるサービスに興味が無いか?」と電話があったので、約束をしてファミレスまでのこのこ(笑)と出かけていきました。
そこで、黒づくめのスーツに身を包んだセールスマン(ちょっと恐かった)に、1時間ほどサービスの説明を受け、適当にうなずきながら聞いていました。その時、しきりに「我々は物を売っているわけではありません。」と言う事を強調していました。
その後、値段の話になり、高いので断ろうとすると、
ナビ: 「良いサービスと納得しただろう。良いサービスには、ある程度の金額は当たり前だ。」
私 : 「そのくらいのサービスなら、もっと安いパソコン通信で出来る。」
ナビ: 「こんなサービスは他ではない。入る事を今決断しないと、その事は分からない。」
私 : 「気軽に決断できる金額ではない。」
ナビ: 「金が無いのは作ろうとしないからだ。」
私 : 「金があっても、このサービスに払おうとは思わない」
最初に戻ると、言うループを3時間ぐらい繰り返してやっと開放されました(^^;。
20歳の誕生日を5日ばかり過ぎた頃に、ナビから電話の勧誘。少しながら興味を憶え、あるファミレスで待ち合わせをした。
そこに現れたのは、2人のナビ営業マン。4時間に及ぶ説明を聞き、Aさんは1度断わったにもかかわらず、その後、6時間に及ぶゴリ押しで、泣きながら契約してしまった。
97年の話しです。
車(特にチューニングカー)が好きな私は、福岡ドームで行われた「オートフェスタ'97」というイベントに出掛けました。
そこにナビコネのブーズがあったのですが、その時点で私はネビコネは純粋なレーシングチームだと思って安心していた事と、抽選で「たまごっち」プレゼントという言葉に惹かれて、同行していたカミさん共々アンケートに回答したのでした。
それから数ヶ月後、アンケートに回答した事も忘れ去った頃に電話が入りました。若い女性の声で、他の被害者の方と同じようなセールストークが始まりました。
ナビ: これからの世の中では何が一番価値があるとおもますか?
私 : お金ですか?
ナビ: いいえ。これからの情報化社会では情報そのものに価値がでてきます。
あなたは、この大切な情報を得る為になにか行なっていますか?
私 : インターネット関連の仕事をしているので、情報の大切さはあなたに言われなくても充分、分かっています。それにインターネットの世界はありとあらゆる情報が飛び交っていますので情報は間に合っています。
ナビ: いえ。私どもでは、そういった氾濫する情報をみなさんに分かりやすく提供できるように努力しており、情報の洪水からみなさんを守るのが私達の仕事なのです。
私 : で、いくら取るの?
ナビ: いま、この場でははっきりと言えませんので・・・
私 : タダじゃないんでしょ?
情報は生で得るから本当の情報なのであって、あなたがたを通して得た情報が本当に役立つ物なのかどうか保証できるのですか?
ナビ: 情報だけではなく、会員間の交流会等も行われており、人脈を築き上げる事もできます。
私 : 私も、いろんな所にメールだしたりして知合いは世界中にいます。 (この後、私が通産省認定情報処理技術者である話とか、暗号化通信の話とかナビコネと関係のない話で相手を撹乱)
私 : ・・ということなので、わたしにナビコネは不要です! 以上が私とナビコネのやりとりです。
この直後、びよびよさんのページを見つけてナビコネ問題の大きさを知ったのでした。
余談ですが、カミさんもアンケートに答えたのですが、勧誘のTELは掛りませんでした。よって、女性には勧誘攻勢をかけていないようです。
4輪レース会場・パソコン関連イベント等、各種イベントでナビコネクションブースを構える。
↓
粗品をばらまき、アンケートを取る。
↓
それを元に、あるいは各名簿集の電話番号を元に電話営業を実行。
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「インターネットに興味ありますか?」「情報収集はどうしていますか?」と言う言葉でファミレス、喫茶店等に呼び出す。
↓
4〜14時間に及ぶ長時間の説明で相手を疲労させ、その場で60万〜120万円の契約。